コミティア150(2日目)東6つ64bでサークル参加予定
参加情報
コミティアに久々に参加します。夏コミ新刊『「執事セバスチャン」をさがして』が、持ち込み分の最新刊になります。
参加日:2024/11/17(日)
サークル名:SPQR
配置スペース:東地区6ホール つ64b(島角)
公式サイト:https://www.comitia.co.jp/html/150.html
※入場には公式パンフレットが必要です。
夏コミ新刊
■01.『「執事セバスチャン」をさがして』
A5/84ページ/500円/2024年8月
「執事といえばセバスチャン」は、いつ、 日本で成立したのか?
そしてなぜ執事の名前は「セバスチャン」なのか?
2018年に世界唯一の執事ブーム研究本『日本の執事イメージ史』(星海社)を書いた私にとって、このテーマは未解決の課題でした。
それから6年、少しずつ調査を続け、アンケート調査でも多くの方にご協力いただき、現時点で判明している事実をまとめました。
これは私が「執事セバスチャン」と出会う旅の記録です。
頒布同人誌(既刊)
■02.『MAID HACKS 改訂版』
A5/120ページ/1,000円/2023年12月
本書は2007年12月に作った『MAID HACKS』を2023年12月に改訂したものです。
『MAID HACKS』は、主に19世紀英国ヴィクトリア朝に生まれて20世紀前半までに活動した「実在したメイド(執事や他の使用人含め)」が語った言葉を資料本・自伝などから抽出し、彼女たちが生きて過ごした時間や世界を描き出して伝えることを目指しました。
134のエピソードから、英国メイドがいた時代をお伝えします。
初めてメイドに興味を持つ方にもおすすめの一冊です。
■03.『階下の仕事 その現実と理想 英国メイドの暮らし VOL.4』
A5/164ページ/1000円/2023年08月
英国の家事使用人研究を行う同人誌『英国メイドの暮らし』シリーズ4冊目となる本書は、様々な産業で働く女性の労働環境を調査・報告し、改善するための提言を行う「女性産業評議会」によって1916年に刊行された報告書の翻訳となります。
その内容は、「他の職業と比べて相対的に働きにくい労働環境ゆえに不人気となり、なり手不足が顕在化した」メイド職の労働問題(使用人問題)について、メイド数百名と、女主人数百名にアンケートを行い、その声をベースに労働環境の現実と、あるべき理想についてを提案した内容です。
これほど多くの「1910年代当時のメイドや女主人の声を載せた資料」は他に類がなく、英国メイド研究資料では最高の一冊です。
※『英国メイドの暮らし』シリーズは独立しており、単巻でも楽しめます。
■04.『メイドになる少⼥のためのハンドブック(19世紀メイドマニュアル) 英国メイドの暮らし VOL.3』
A5/184ページ/1000円/2022年12月
本書は、19世紀に刊行された3冊のメイドに関するマニュアル・ガイド本を翻訳・掲載しています。「メイドになる少女のため」に書かれた本が2冊、雇用主となる人たち向けに弁護士が書いた、雇用関係に関わる法律の助言をする本が1冊です。
この3冊を端的に言えば、次のような紹介となります。
「メイドマナー指導本」「メイドの業務マニュアル本」「女主人向け法律ガイド」
■05.『英国メイドの暮らし VOL.2 英国家政マニュアル解説』
A5/256ページ/2000円/2022年08月
16-19世紀の英国の家政マニュアル・家事使用人マニュアルから、家政・家事・料理・礼儀作法・教育・家庭内レシピ、そして使用人の職種についての解説し、家事使用人の雇用がなぜヴィクトリア朝で最大化していくかを考察しています。
翻訳として、19世紀のベストセラー家政本『ミセス・ビートンの家政読本』の1-3章と、1880年代の使用人マニュアル『家事使用人の実践ガイド』全文を掲載しています。
■06.『英国メイドがいた時代』
A5/148ページ/1,000円/2011年8月
在庫が出てきたので持ち込みます(これは委託していません)。
『英国メイドの世界』の続編として、20世紀初頭から半ばにかけて、英国の女性労働者の最大集団だったメイドたちが、いかに減少し、その雇用が衰退していったのかの歴史的経緯を解説しています。
同人誌の委託先
メロンブックスに委託しています。11/17中は復刊ドットコムでも買えます。
同人誌
メロンブックス
なお、新刊や翻訳は適宜、以下のメンバーシップで公開しています。メイドスキーな方から、ご支援いただければ幸いです。