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【英国旅行記】2023年 ハンプトン・コート・パレス


ハンプトン・コート・パレスへ

何度も書いていますが、月〜火曜日ぐらいは自分が訪問したい場所はあまり空いておらず、ようやく水曜日から本格稼働です。英国といえば王室、王室といえば宮殿。ロンドンを含め周辺にはいくつか宮殿があります(以下は王室管理の建物も含む)。

  • 現役(訪問済み)

    • バッキンガム宮殿

    • ケンジントン宮殿

    • セント・ジェームズ宮殿

    • クラレンス・ハウス

    • ウィンザー城

    • フロッグモア・ハウス

  • 今は使われず(国王が所有、政府が管理)

    • ホワイトホール宮殿(焼失し、バンケティングハウスが残存)

    • キュー宮殿(キュー植物園内:普通の建物)

    • ハンプトン・コート・パレス

この辺、現役と今は使われていない宮殿では管理機構も違っているようで、前者の入場チケットはRoyal Collection Trustのサイトで予約をします(ケンジントン宮殿は別)。

後者の方はHistoric Royal Palacesのサイトで予約します。

https://www.hrp.org.uk/hampton-court-palace/

その歴史

https://www.hrp.org.uk/about-us/history-of-historic-royal-palaces/#gs.ituf3y

という余談はさておき、旅行した時の経路を忘れてしまったのですが、Google Mapの経路見ると、拠点だったPaddington駅から地下鉄でWaterloo駅まで出て、そこからSouth Western Railwayで1本で到着でした。

1時間15分ぐらいで宮殿に着くので、意外と近いです。

Google Mapから

Waterloo駅はとても横に広かったような。以下、時刻表です。いつも早く行動しすぎるので、この後、正面玄関前でかなり待つことに……

鉄道は過疎っている感じで、人があまり乗っていません。そのまま直行便なので、終点まで普通に乗っていきます。これぐらいの距離でも他の鉄道ではFirst Classがあったりしますが、そういうのもないです。

到着駅はとてもシンプルですが、日本語案内がありました。

案内通りに、橋を渡ります。この写真手前の河がテムズ河で、その向こうにかろうじて茶色の宮殿が見えます。

そして正門。今は王族も使っていないので、現役の宮殿と比べれば警備は緩い感じにて。

そこから宮殿正面玄関までは長い!

早く着きすぎたが故に、写真を撮りまくりました。本当に誰もいません。宮殿といっても、この時代はまだ物騒な時代でもあるので、正面などは城に近い作りになっています。

正面玄関の道の両脇は堀になっています。

そしてここがヘンパチことヘンリー八世のおうちです。しかし、門は閉じています。

ここが入場口には思えないのですが、時間が来るとちゃんと門が開きます。中に入ると、正面玄関のある宮殿建物は正方形となっていて、き広い中庭を囲んでいます。

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