メイド博2024(10/6)F13でサークル参加・お品書き
参加情報
横浜メイド博覧会2024(メイド博)に参加します。イベント用新刊はなく、最新刊は『「執事セバスチャン」をさがして』です。
参加日:2024/10/06(日)
サークル名:SPQR
配置スペース:F13
公式サイト:https://maid-expo.org/
※一般参加は有料です。
売り子として、今まで同人誌『英国メイドの暮らし』シリーズの表紙を描いてくださっていた有井エリス様をお迎えします。
以下、持ち込む本となります。
【読み物】世界唯一の「日本のメイドブーム」解説本
■『日本のメイドカルチャー史 上』(2,500円/2017年/星海社)
■『日本のメイドカルチャー史 下』(3,500円/2017年/星海社)
日本のメイドブームは、「メイドさん」を中心とする「二次元:イラスト・漫画・アニメ・小説・ゲーム」での広がりと、「三次元:コスプレ・メイド店員」を中心とする広がりがあります。
職業として日本に存在しなかったはずの「英国メイド」が、二次元・三次元の双方でどのように影響を与え合い、広がっていったのかを、網羅的に通史で扱った世界唯一の「日本のメイド解説本」です。
【読み物】日本の執事・完璧セット
■『「執事セバスチャン」をさがして』(A5/84P/500円/2024年8月)
「執事といえばセバスチャン」は、いつ、 日本で成立したのか?
そしてなぜ執事の名前は「セバスチャン」なのか?
2018年に世界唯一の執事ブーム研究本『日本の執事イメージ史』(星海社)を書いた私にとって、このテーマは未解決の課題でした。それから6年、少しずつ調査を続け、アンケート調査でも多くの方にご協力いただき、現時点で判明している事実をまとめました。
これは私が「執事セバスチャン」と出会う旅の記録です。
■『日本の執事イメージ史 物語の主役になった執事と執事喫茶』(新書/1,300円/2018年/星海社※商業出版)
「執事といえばセバスチャン」を調べるきっかけとなったのが、日本で生じた執事ブームへの考察を行なった本書の出版でした。日本の執事作品、執事喫茶、そして執事ビジネスまで全てを網羅した唯一の「執事本」です。
■【読み物】「初めて英国メイドに興味を持つ方へ・入り口の一冊」
『MAID HACKS 改訂版』(A5/120ページ/1,000円/2023年12月)
初めてメイドに興味を持つ方にもおすすめの一冊です。
『MAID HACKS』は、主に19世紀英国ヴィクトリア朝に生まれて20世紀前半までに活動した「実在したメイド(執事や他の使用人含め)」が語った言葉を資料本・自伝などから抽出し、彼女たちが生きて過ごした時間や世界を描き出して伝えることを目指しました。
134のエピソードから、英国メイドがいた時代をお伝えします(本書は2007年12月に作った『MAID HACKS』を2023年12月に改訂したものです)。
■【資料】英国メイドのマナーや日常の仕事を知りたい方へ
『メイドになる少⼥のためのハンドブック(19世紀メイドマニュアル) 英国メイドの暮らし VOL.3』(A5/184ページ/1000円/2022年12月)
この3冊を端的に言えば、次のような紹介となります。
「メイドマナー指導本」
「メイドの業務マニュアル本」
「女主人向け法律ガイド」
本書は、19世紀に刊行された3冊のメイドに関するマニュアル・ガイド本を翻訳・掲載しています。「メイドになる少女のため」に書かれた本が2冊、雇用主となる人たち向けに弁護士が書いた、雇用関係に関わる法律の助言をする本が1冊です。
いつヴィクトリア朝に転生しても、スムーズなメイド勤務/メイド雇用を行えます。
【資料】本物のメイド・雇用主の当時の声を集めた1916年当時の資料
■『階下の仕事 その現実と理想 英国メイドの暮らし VOL.4』
(A5/164ページ/1000円/2023年08月)
本書は1916年に刊行された、様々な産業で働く女性の労働環境を調査・報告し、改善するための提言を行う「女性産業評議会」によって作られた報告書の翻訳となります。
これほど多くの「1910年代当時のメイドや女主人の声を載せた資料」は他に類がなく、英国メイド研究資料では最高の一冊です。
その内容は、「他の職業と比べて相対的に働きにくい労働環境ゆえに不人気となり、なり手不足が顕在化した」メイド職の労働問題(使用人問題)について、メイド数百名と、女主人数百名にアンケートを行い、その声をベースに労働環境の現実と、あるべき理想についてを提案した内容です。
※『英国メイドの暮らし』シリーズは独立しており、単巻でも楽しめます。
【資料・読み物】英国メイドをもっと知りたい方たちへ
■『英国メイドの暮らし VOL.1 蒸留室とレシピ』(A5/74ページ/500円/2021年12月)
カントリーハウスに存在する「スティルルーム」(蒸留室)と、その名を冠する「スティルルームメイド」。近世の屋敷になぜ蒸留の仕事が存在し、家事として行われていたのか、そしてなぜその仕事が消えていったのかを、医学・薬学・レシピなどの観点で解説します。
後半は、著名な英国のオカルティストのダイアン・フォーチュンが心理学者として、第一次世界大戦後に社会問題化した使用人不足「使用人問題」を考察した出版物から、翻訳テキストを掲載します。
■『英国メイドの暮らし VOL.2 英国家政マニュアル解説』(A5/256ページ/2000円/2022年08月)
16-19世紀の英国の家政マニュアル・家事使用人マニュアルから、家政・家事・料理・礼儀作法・教育・家庭内レシピ、そして使用人の職種についての解説し、家事使用人の雇用がなぜヴィクトリア朝で最大化していくかを考察しています。
翻訳として、19世紀のベストセラー家政本『ミセス・ビートンの家政読本』の1-3章と、1880年代の使用人マニュアル『家事使用人の実践ガイド』全文を掲載しています。
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