コミケ101(2022冬コミ)へのサークル参加と新刊・頒布同人誌
参加情報
コミケに参加してきます。新刊は『英国メイドの暮らし VOL.3』です。少しずつコロナの影響も薄れていると思っていたら、昨今、昨年よりも早いペースで冬の感染者数が増加しており、夏コミより気をつけて行きます。
参加日:2022/12/31(土)
サークル名:「SPQR」
配置場所:東地区5ホール 東ホ20b
コミケWebカタログ:有料会員サイト https://webcatalog.circle.ms/Map#16801930/day=Day2/hall=e456/scale=0
※今回のコミケの一般参加も事前チケット購入が必要です。チケットを持たない方はコミケに参加できないこと、ご承知おきください。
頒布同人誌
■01.新刊『メイドになる少⼥のためのハンドブック(19世紀メイドマニュアル) 英国メイドの暮らし VOL.3』
A5/184ページ/1000円/2022年12月
英国の家事使用人研究を行う同人誌『英国メイドの暮らし』シリーズ3冊目となる本書は、19世紀に刊行された3冊のメイドに関するマニュアル・ガイド本を翻訳・掲載しています。
「メイドになる少女のため」に書かれた本が2冊、雇用主となる人たち向けに弁護士が書いた、雇用関係に関わる法律の助言をする本が1冊です。
この3冊を端的に言えば、次のような紹介となります。
「メイドマナー指導本」
「メイドの業務マニュアル本」
「女主人向け法律ガイド」
※『英国メイドの暮らし』シリーズは独立しており、単巻でも楽しめます。
■02.『英国メイドの暮らし VOL.2 英国家政マニュアル解説』
A5/256ページ/2000円/2022年08月
16-19世紀の英国の家政マニュアル・家事使用人マニュアルから、家政・家事・料理・礼儀作法・教育・家庭内レシピ、そして使用人の職種についての解説し、家事使用人の雇用がなぜヴィクトリア朝で最大化していくかを考察しています。
翻訳として、19世紀のベストセラー家政本『ミセス・ビートンの家政読本』の1-3章と、1880年代の使用人マニュアル『家事使用人の実践ガイド』全文を掲載しています。
■03.『英国メイドの暮らし VOL.1 蒸留室とレシピ』
A5/74ページ/1000円/2021年12月
カントリーハウスに存在する「スティルルーム」(蒸留室)と、その名を冠する「スティルルームメイド」。近世の屋敷になぜ蒸留の仕事が存在し、家事として行われていたのか、そしてなぜその仕事が消えていったのかを、医学・薬学・レシピなどの観点で解説します。
後半は、著名な英国のオカルティストのダイアン・フォーチュンが心理学者として、第一次世界大戦後に社会問題化した使用人不足「使用人問題」を考察した出版物から、翻訳テキストを掲載します。
■04.『英国メイドがいた時代』
A5/148ページ/1000円/2011年8月
ヴィクトリア朝を経て20世紀初頭には100万人以上を超える労働人口となっていた家事使用人職が、第一次大戦、そして第二次大戦を経て衰退していく理由を、社会環境・労働環境・雇用主たる貴族の経済力から、豊富な資料で考察しています。『英国メイドの世界』の実質的な続きです。
■05.『メイド表現の語り手たち 「私」の好きなメイドさん』
B5/100P/フルカラー/1000円/2013年12月
「メイドスキーな人をゲストに迎えて同人誌を作りたい」と、その当時に縁がある方々やジャンルの方々にお声がけして、メイド喫茶・メイド同人・メイド研究、そして漫画家・小説家の方達にメイドを語っていただくゲスト本です。現在、ドラマ化している『霊媒探偵・城塚翡翠』の原作を書かれた相沢沙呼さんにも参加いただいております。メイド小説です。
■06.『『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド 上巻』
A5/132ページ/1000円/2017年12月
NHKで放送したドラマ『名探偵ポワロ』の全70話を、「ドラマに登場した家事使用人・ウェイトレス」をリスト化して、服装や職種、そして舞台となる屋敷・家などを考察するテキストです。35話分を扱っています。
■07.『『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド 下巻』
A5/180ページ/1500円/2018年12月
上記の本の続きで、残り35話分を扱っています。
同人誌の委託先
以下、とらのあな、メロンブックスに委託します。
・現在は新刊登録中です。反映次第、以下のサークルSPQRに掲載されます。
なお、新刊や翻訳は適宜、以下のメンバーシップで公開しています。メイドスキーな方から、ご支援いただければ幸いです。
いただいたサポートは、英国メイド研究や、そのイメージを広げる創作の支援情報の発信、同一領域の方への依頼などに使っていきます。