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久我レイジのひとり語り第五幕【効率化された制作方法と新たな挑戦】

※本記事は著作権で保護されており、無断でのAI学習や再利用を禁止します。

どうも、久我レイジです。

今回の「ひとり語り」では、僕たちPROJECT ALIVEが制作しているメタバースドラマ『クロスロード』の舞台裏や、新しい収録方法についてお話しします。


動画制作を進める中で一番大変だったのが、声優さんの音声と映像の口の動きを合わせる作業でした。しかし、試行錯誤の末、ついに効率的な方法を見つけることができたんです!


この方法によって編集時間が大幅に短縮され、クオリティの向上にもつながりました。

さらに、2025年春に向けてスタートする『新クロスロード』の最新情報についてもお届けします。ぜひ最後までお付き合いください。

前回の第四幕はこちらから読めます💁


「クロスロード」の制作現場と新たな収録方法の挑戦

クロスロード7話のワンシーン

動画制作の課題:音声と口の動きを合わせる難しさ

「クロスロード」の制作現場では、動画編集が最大の課題でした。特に声優の音声映像の口の動きを合わせる作業は、時間も労力もかかり、僕たちの大きな悩みの一つだったんです。


これまでは、カメラマン兼演技担当の蒼月樹莉愛さんが台本を読み、その動きに合わせて僕(久我レイジ)が後から声を吹き込む形でした。

しかし、この方法では間(ま)やタイミングを完全に合わせるのが難しく、編集作業が膨大になる原因でした。

新しい収録方法/cluster内で音声データを再生

試行錯誤を重ねた結果、新しい収録方法を導入しました。それが、cluster内で声優の音声データを事前に再生し、その音声に合わせて演技する方法です。

具体的な手順
1. 声優さんから音声データを先に収録。
2. その音声データをcluster内のファイルにアップロードし、BGMとして再生。
3. 音声に合わせてリアルタイムで僕がセリフを喋る。

clusterのBGMファイルに音声データをアップロード

これにより、声優のテンポや間を自然に感じ取りながら演技できるようになりました。編集時も音声と映像がほぼ一致しているので、作業時間が大幅に短縮されたんです。

第6話での実践:編集時間が大幅短縮

6話のワンシーン

新しい方法で第6話を収録した結果、今までの何倍も早く編集が進みました。

具体的には、
音声と映像のタイミング合わせがかなり楽に。
• 編集時間を大幅にカットし、他の作業(演技のクオリティ向上など)に時間を使えるように。

この改善により、僕(久我レイジ)や蒼月樹莉愛さんの作業負担も減り、公開スケジュールの短縮が実現しました。

クロスロード2年間の挑戦と感謝

クロスロード7話ワンシーンより

「クロスロード」は、スマホ撮影から始まり、VRゴーグル導入、動画編集の試行錯誤を経て、今に至ります。

総勢50名以上の声優、アーティスト、ワールドクリエイターの皆さんに関わっていただき、cluster内の40以上のワールドが舞台となりました。改めて、すべての皆さんに感謝しています。

2025年春「新クロスロード」始動

7話ワンシーンより

変更点
1. アバターの完全オリジナル化
著作権や権利の問題をクリアするため、新しいアバターを制作中です。

2. 主題歌のリニューアル
作詞、作曲、歌い手も新たに迎え、作品の世界観をさらに強化します。 

3. フルボディトラッキングの導入
従来の3点トラッキングからフルボディへ進化。全身を動かせることで、自然な動きや演技表現が可能になります。

まとめ/クロスロードの未来へ

クロスロード6話より

「新クロスロード」は、2025年春、よりクオリティを高めた形で再スタートします。今までのclusterでの試行錯誤や経験を活かし、視聴者の皆さんに最高の作品をお届けします。

「クロスロード」が、誰かの夢やチャンスのきっかけになることを願っています。今後とも、応援よろしくお願いします。

久我レイジのひとり語り第一幕〜第四幕まではこちら

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