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小売売上高が予想を下回る、米国債は高水準で米国株下落!

アメリカ経済

--小売売上高--

米国の小売売上高は下記のようになった。

  • 小売売上高(前月比):0.4%(結果)・0.3%(予測)・0.8%(前回)

  • 自動車を除く小売売上高(前月比):0.1%(結果)・0.3%(予測)・0.8%(前回)

小売売上高(前月比)
自動車を除く小売売上高(前月比)

小売売上高(前月比)は予想を超えた伸びを見せたが、自動車を除く小売売上高(前月比)は予想を下回る結果となった。
この数値を見ると10月は自動車を購入する消費者が多かったようです。

小売売上高は先月と比べると上昇していることは間違いないのだが、伸び率は自動車を除いて上昇幅は縮小している。依然として堅調なアメリカ経済ではあるが、予想よりも弱くなってきているのかもしれない。

--米国債--

米国債利回りは高値をキープしている状態です。

・米2年国債利回り:0.15%(前日比)・4.307(11/16:7時現在)
・米5年国債利回り:0.37%(前日比)・4.312(11/16:7時現在)
・米10年国債利回り:0.57%(前日比)・4.445(11/16:7時現在)

米10年国債利回り

米10年国債利回りは4.4%をキープし続けており、今後のトランプ新政権の政策を予測している動きです。
また、昨日パウエル議長が米国経済が非常に良好で、利下げスピードを緩めることを示唆しました。そのため米10年国債利回りは高水準をキープすることになりました。

--米国株--

米国株式市場は全体的に下落してました。

  • NYダウ :-0.70%(前日比)・43,444(終値)

  • NASDAQ:-2.24%(前日比)・18,680(終値)

  • S&P500 :-1.32%(前日比)・5,870(終値)

S&P500

テスラを除いたマグニフィセント・セブンを筆頭に米国株価は下落しており、米大統領戦後に上昇した米国株価の半分まで下落しました。
FRBのパウエル議長の発言で利下げを急がないとの発言や、トランプ次期大統領の政策がインフレ上昇圧力があるため、米国債利回りが上昇していることから、米国株価は下落していると思われます。

--為替--

ドル円は一時155円台を推移しておりましたが、現在では154代を推移しております。

ドル円

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