米国株下落!インフレ警戒と米CPI発表前に市場が慎重に
アメリカ経済
米国株は全体的に下落となりました。トランプ氏の大統領選挙勝利から米国株は全体的に上昇を続けてきましたが失速しました。
これには急上昇した米国株の利益確定が原因の1つですが、トランプ政権での政策がインフレを誘発する可能性が高いことも原因です。
インフレ予想で米国債利回りが上昇を続けており、米国株の重石になっております。
また、インフレ上昇懸念がFRBの利下げペースを遅くするのではないかとの予測されています。米国の利下げは6月までに4回と市場は予測しておりましたが、現在では2回になるのではないかと考えられています。
インフレを測る消費者物価指数(CPI)の発表が目前となり、市場は慎重な動きをしております。
--アジア株の下落--
アジア株は米国経済のインフレ警戒、トランプ氏の貿易政策、ドル高、利回りの上昇など多数の影響を受けて下落し始めました。
トランプ氏は中国を激しく非難した過去もあるため、火曜日に中国株は下落。
--米国債--
米国債利回りは昨夜で上昇いたしました。今後のインフレ警戒と、消費者物価指数(CPI)の発表が近いことから上昇したと思われます。
--米国株--
米国債利回りの上昇や米国株の利益確定があったため、米国株は全体的に下落となりました。
NYダウ :0.69%(前日比)・44,293(終値)
NASDAQ:0.06%(前日比)・19,298(終値)
S&P500 :0.10%(前日比)・6,001(終値)
トランプ氏の公約の影響でインフレ懸念が強まっており、米国債利回りが上昇しております。米国債利回りの上昇は米国株にはマイナスです。
また、消費者物価指数が翌日発表されることもあり、慎重な動きを見せているように思われます。
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