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noteの複数アカウントを瞬時に切り替える便利な方法

noteって、不思議な魅力がありますよね。
私も、最初は見るだけでした。しばらくそういう期間が続いた後、思い立って1つのアカウントを作り、細々と情報発信をしてみました。
1つ、2つとコメントを頂けるようになり、うれしくなって投稿を続けました。

そのうち、全然違うテーマでも情報発信したくなりました。自然の中での生活を楽しむ記事と、ITツールを活用する方法の記事と、想定読者が全然違うのでアカウントを分けたほうがいいと思ったんですよね。
ということで、2つ目、3つ目、・・・とnoteのアカウントが増えていきました。noteの底なし沼へ、ズブズブと沈みゆくのを感じます。


最初に結論

長々とした記事を読むのがイヤな方もいらっしゃると思うので、最初に結論を書いておきますね。これだけです。

「PCのChromeブラウザで、複数のプロファイルを使い分ける」

Windows PCのタスクバーが、この画面のような状態になっています。
右側に4つのChromeアイコンがありますが、このそれぞれが別々のnoteアカウントに紐づいています。
起動も簡単で、ちょっとした操作だけで次々にアカウントを切り替えた状態のChrome環境を立ち上げることができます。

複数アカウントって作っていいの?

noteの公式サイト内で明確に言及している記述は見つけられなかったのですが、多くの人がnote記事で書いているように複数アカウントを作ることは全く問題ないとのことです。
noteのサポートに問い合わせてみたという記事へのリンクを貼っておきます。

なお、私と同様にジャンルやテーマを分けて情報発信したいという目的であれば全く問題ないと思いますが、例えば多数のアカウントを作成して自分のアカウントのフォロワーを増やすといった不正行為は認められないと思います。当然ですが。

アカウントの作り方

noteのアカウントを作ったことがある方なら分かりますが、アカウントに必要なのはメールアドレスだけです。携帯電話等での本人確認は必要ありません。新しいメールアドレスさえあれば、複数のアカウントを作成することができます。

私自身は、いくつかの仕事を使い分ける関係もあり独自ドメインを持っているので、自分自身でメールアドレスを発行することができます。
といっても、独自ドメインの維持も含めて年5,000円弱の出費だけです。さくらインターネットの、レンタルサーバのライトプランを使っています。最近では、フリーメールだと登録できないようなサービスも増えているので、独自ドメインのメールは重宝します。

でも、noteの登録は、gmailなどのフリーメールでも大丈夫です。
さらに、gmailにはエイリアスという便利な使い方があり、1つのメールアドレスから無限にメールアドレスを作ることができます。
アットマークの前に、+記号と好きな文字列を入れるだけです。

<もともとのメールアドレス>
   example@gmail.com
<エイリアスの例>
   example+nature@gmail.com
   example+it@gmail.com

これなら簡単ですね。便利なのに、意外に知られていない機能だと思います。

これで、晴れて複数のnoteアカウントを持つことができました。
でも、いちいちログインとログアウトを繰り返すのがとても面倒なんですよね。それで、対策を求めて試行錯誤することになりました。

複数のブラウザでアカウントを切り替える方法

さて、私が最初に思いつき実践していたのが、複数のブラウザを使う方法でした。私のPC(Windows 11)には、Edge,Chrome,Firefox,Braveの4種類のブラウザが入っています。

このそれぞれに、noteのアカウントを紐づけて使い分けていました。
でも、ついに問題発生。
noteで5つ目のアカウントを作成したくなったんですよね。
(どんだけ、note沼にはまってるんだ・・・)

さらに別のブラウザをインストールするという手もあるのでしょうが、これではキリがありません。
それで、抜本的な対応を考えることにしたのです。

Chromeのプロファイル切り替え機能を使う

それで、ついに発見したのがChromeのプロファイル切り替え機能。
これを使えば、Chromeだけでnoteアカウントを簡単に切り替えながら、閲覧や投稿を行うことができます。

私はWindows 11のPCで操作しています。以下の画面は、Windowsが前提となります。Macの方でも、おそらく同じような形で設定できると思います(自分自身では確認できていません)。

切り替える画面イメージは、こんな感じです。

画面下側に、現在のアカウント以外に4つのアカウントが見えます。
これをクリックすると、Chromeの新しいウインドウが立ち上がります。その環境でnoteの別アカウントでログインすれば、その状態をずっと記憶してくれるので、2回目以降は別アカウントでのnote環境に即座に入れるというわけです。

同じような形で、3つ目、4つ目、・・・とプロファイルを作ることができます。おそらく、最大で10個までは作ることができるようです。
これらのウインドウは、Windowsのタスクバー上で簡単に切り替えることができます。

右側4つのChromeが、別々のnoteアカウントに紐づいている

とても便利ですし、管理もすごくすっきりしました。
noteやGoogleで検索してみても、過去にはこのような方法が載っていなかったので、皆様のご参考になれば幸いです!

以下は、おまけのコンテンツです

noteを使っている皆様にはとても有効な手法だと思ったので、切り替え方法の重要部分については全て無料部分でご説明しました。
もし、「役にたったよー」ということでご支援いただける方がいらっしゃれば、とってもうれしいです。

以下の文章は、おまけです。
Chromeで設定する際の具体的手順とか、note執筆用にさらに便利なセッティングについて書いています。
どうぞ、快適なnote執筆ライフをお送りください!

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