第2話:ホームラン王の誕生


中学時代の部活の話。

入部理由はシンプルで、
仲の良い友達が全員入部したから。

最初は遊び半分でやる気は無かった。
でもなぜかああいうのってやっているうちに途中で突然火がつくんですよね。

何がきっかけかは覚えないけど、
気づけば毎朝自主練をするほど(自分でいうのもなんだが)見違える姿になっていた。

そして、訪れた最後の試合。
自分の3年間の集大成と言える場で才能が開花した。

ホームラン王の称号を得たのは、まさにその時。

俺が一番得意だったのはヒットじゃなくてフェンス越えのスーパーショット。

いやー、難しいですよね、テニス。

たいへんありがとうございます。 かつてないほどの喜びです!