1%の努力を読んで。
有名な2ちゃんねるの開設をしたひろゆきさん。
よく朝のコメンテーターとしても最近みるようになり独特の返しをしているが説得力があり、とても面白い人だなと思っていた。
奥さんとパリに住んでいて、その奥さんがひろゆきさんと過ごしている日常生活について漫画を書いている。
奥さんの目からは、いつものテレビで見るコンピューターのように完璧な
ひろゆきさんとは違う。奥さんのことが大好きな1人の男の人という姿が印象的だった。
ひろゆきさんのプロフィール
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。現在45歳でパリ在住。
中央大学に進学後、アメリカ・カンソー州に留学。
1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し
管理人になる。
2005年に株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、
「ニコニコ動画」を開始。
2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人になっている。
本屋で、白地に「1%の努力」とだけ書かれた本が並べられていた。
シンプルで、どんな本なんだろうと興味が惹かれた。
1%だけの努力とは何だろう?
努力はかなりしないといけないというイメージがあるのに。
それが今日読んだ本である。
ひろゆきさんワールド満載であり、それでいて読みやすい。1時間もあれば読めるだろう。
本の中で面白いと思ったところが2つあった。
1、片手は常に開けておけ
努力すればなんとかなる。
そう言うふうに考えている人は多い。私自身も努力すれば道が開けれるとも思っていた。ただ、これは危険だと作者は言っている。
なぜなら、チャンスは突然やってくる。一瞬で過ぎ去る。
幸運の女神には髪の毛は前髪しかない。この前髪を掴まないと意味が無い。
もちろん本を読んだり、人脈を広げたり努力していればチャンスの数は人より多くなる。
ただ、チャンスを掴むには自分が余裕をもたないといけない。
両手も空いてなく、自分の暇もないくらいに忙しくしていると掴めるものも掴めない。
今の時代は、時間はないのが当たり前である。遅くまで仕事をしてご飯食べてSNSをチェックして時間を消費するのは簡単だし一瞬である。時間は余らないし、作らないといけない。
チャンスを掴む練習も大事だが、いつでも掴める状態がベストである。
2、調べることを徹底的に
ひろゆきさんは、周りから本当に物知りだねと言われると。
ただ、これは知識を入れようと思って頑張って覚えたわけではない。
単純に知らないことがればすぐに調べる癖をつけている。
そうすることで自然と知識も増え、知らないことが減る。
例えば、みんながお得だと言っている「ふるさと納税」について調べたり本当にしているか。
分からないままほっておいておくのはもったいない。
ひろゆきさんは、自身は努力しないまま成功はできたと言っている。
ただ、常に世の中のニーズと自分の得意なものなど考えて生き残るためにはどうすればいいか常に考えていた。
映画も漫画も好きで毎日見る。それは無駄にならず、説明するときに例えのストックにもなり、いろんな文化や価値観について触れれる。文化人類学の勉強をしているようなものだ。
とらえ方次第で、プラスになる。
睡眠も決して削らないようにする。作者は、自分が一番ストレスがかかるのは睡眠が削られること。
なので、遅刻してでも何が何でも睡眠は確保する。
それくらい自分が何が大事で何がストレスがかかるかを把握している。
そこから、1%の少しの努力で大丈夫と。
この本では、自分について知る大切さなど今までの価値観を変えてくれることを書いている。
だからこそ、響くしみんなそれぞれ悩みがあるだろう。
その悩みの1つは、この本で解決してくるかもしれない。
それに将来のために今頑張ろうと思わせてくれる本ではないだろうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。