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小説とかポエムっぽいもの

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創作小説・よみきりっぽいものまとめ。お時間あればどうぞ。
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2024年6月の記事一覧

勇者さまっ!出番です(お気に入りストーリーまとめ版)

この物語についてこれは、選択肢によって展開が変わる「なんちゃってゲームブック風物語」としてかかれたものを1つのルートで最初から最後まで読めるようにしたものです。今回は、作者:駆動トモミ が一番気に入っているルートをご紹介します。 作者の思惑としては、ゲームブックみたいに分岐点を設けて、読者が続きを選択していくと、それぞれ違うラストにたどり着く、という遊びをしたかったのですが、そうすると結構読みにくく、まんべんなくあちこち読んでほしいな~と思ってもなかなかアクセスしにくいんだ

東京という街が

わたしは、結局のところ 東京が好きなんだろうと思う 札幌から東京にでてきた というと 『夢を追ってきた』 と言われがちだけど 実はそうじゃない 複雑な経緯があるがここでは省略する ただ、札幌から出たくて 住んでみたかった東京を選んだというのはある 東京が好きだと感じるのは わたしが憧れているひとや 大好きなひとが住む街だからなんだと思うし 空に向かってはえるビル群もとても大好きだし なにより たまに街へ降りていって すっと、雑踏に紛れると 自分の存在が消えてしま

ボートに乗ったカップルは、

この公園は、広くて緑が多い。 遊具もたくさんある。 大きな池にはボート乗り場もあって 家族やカップルで賑わっている。 みんな癒しを求めてやってくるみたい。 私も小さい頃からここで遊んでいる。 大人になった今でも散歩コースにしてるんだ。 でもね、この公園にはひとつ怖い話がある。 この池のボートに乗ったカップルは、 おひとりさまになっちゃうんだ。 ふたりを引き離しちゃうんだって。 根も葉もない噂だっていわれてるけど… でもきっと本当だよ。 あなただけに私の体験談を教えて

いろいろあるけど

最期に笑えたら いいんじゃないかなぁなんて思うんだ いまどんなにあわなくても そう思っている方が よほどいい未来が待っている気がするし そう願っている方が よほど夢を引き寄せられる気がしないか だから我慢しないで 笑っていようよ 泣いたっていい 怒ったっていいよ 歌っていようよ 時には離れたっていい なんなら殴り飛ばしたっていいんだ それができるのは 生きているうちだけなんだし あなたとわたしが 生きている時間は 意外に、短いんだ そして 尊いんだよ

シンギュラリティの憂鬱

むかーしむかし…2020年くらいだったかな? 「AIの技術が進歩すると、ニンゲンのやるべき仕事の役半数がAIに奪われてしまう」とかっていう妄想が流行ってたらしいですね? 実際…ここ2、30年のうちにAIはすごい速さと勢いで普及したんだ。しかもとても良い経済効果をもたらした。それは認める。AIの技術を導入して、瀕死の企業が人件費削減に成功してV字回復したり、画期的なAIを向上に導入した会社が世界トップレベルの企業にのし上がったり、いろんなミラクルを間近で見てきた。 でも、ニ