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個人的にわけのわからないコード進行5選(誰か教えてください)
昨今も情勢により、バンドはすべて解散。
普通ならここで音楽から引退ということも考えるのだろうけど。
僕はテレワークとなり、なくなった通勤時間で勉強をして、今からでも作曲家になれないか?ということを考え始めた。
もともと、緊急事態宣言なるものが発出される前の1年半ほど、世界標準といわれるスクールにも通っていて、作曲というものの素晴らしさに新たな人生の可能性を見出していた。
ものを作るというのは、0からでは到底できない。
これは、クリエイティブディレクターの原野守弘さんも著書「クリエイティブ入門」の中で語っている。
すべての創作物はファンアートなのだ。
作曲家を目指すのなら、巷の曲を分析してアウトプットするべき。
その考えで楽曲分析を始めて、一年が経とうとしています。
元々音楽系のブログをやってはいたのだけど、ブログというのは何かに特化したほうがよいということで、僕は巷にある多くの楽曲から「アニソン」のみを分析するという超特化型に振り切った。
アニソンだからと言って舐めてはいけない。
90秒勝負のこの世界は、コード進行や編曲の妙が、ヒットチャートに上がる曲たちよりも凄まじい場合が多い。
で、今日はその中でもどうしてこういう作りにしたのかが未だにわかっていない楽曲たちを紹介したい。
いったいどういう発想でこのような作りにしたのか?
願わくは、どなたかが解説してくれるのを望んで。
君のようになりたい/Little Glee Monster
この曲の展開部分。時間で言うと1:53のところ。
コードがさっぱりわからないのですが、耳でとってみたところ。
G6-G6/D-G♭6-G♭/D♭-F6-F6-E
みたいな感じになっていた。
なんだけど、そこで歌われているメロの旋律がコードアルペジオになっていて。
G-G♭-F-E-E♭-E♭dim
とまあコードに対してぶつかりまくっている。
コードの取り方が悪くて、コードはオルタードテンションみたいになってるんだろうか。わからん。
蒼のワルツ/Eve
ジョゼと虎の魚たちの主題歌であるEveの歌。
サビのコード進行は
E♭-E♭/G-A♭-Bdim-Cm-B♭-A♭-A♭mB♭
E♭がIで、コード的にはあまり疑問はないのだけど。
メロディーでBdimのときにG♭が出てくるのです。
BdimのコードトーンであるFを使わずにG♭を使うベンディングがなぜなのかがわかりませんでした。
おもいでしりとり/DIALOGUE+
ひげひろの主題歌である「おもいでしりとり」。
イントロから複雑なコード進行をします。
耳でとったコードが今ネットをみると大いに間違っていたので、別のコードサイトから拾ってきたのですが、イントロ終わりで
EMaj7-BMaj7-DMaj7-AMaj7-G#m/C#-F#
とまあ、全然ダイアトニック外のコードになっています。
どういう発想でこのコード進行が浮かぶんでしょうね。
皆目検討がつきません。
Sing My Pleasure/VIVY
この曲もど頭から、調性外コードが出てきます。
というかこの歌い出し時点でキーが定まってないのかま。メロのライン的にはCかGっぽいけど。
As you like my pleasureのところ。
Fm7-E♭m7-A♭m7-G♭m7-Bm7-Am7
ひげひろの曲と似ていますね。こういった動きをするときはMaj7とかm7とか4和音にすることで複雑性が出るのでしょうか。
Cry Baby/Official髭男dism
わけがわからないコード進行の代名詞ではないでしょうか。
まさかサビの4小節目で半音したのKeyに下がるなんて聴いたことありません。
サビはKey=Dで始まるのですが。
D-C#m7♭5-F#7-Bm-B♭dim/D♭-D6-D♭/E♭-G♭dim
こうしてこの後にG♭Maj7に進むことでKey=D♭に転調しているんですよね。
まったくわけがわかりません。
どういう発想でこの曲を組み立てたのでしょうか。。
まとめ
ということでいかがでしたでしょうか。
個人的にわけがわからないコード進行でした。
いや、改めてこの一年振り返ってみますと、結構耳コピ間違っているなぁと痛感しています。
もちろん今回あげたのは、その中でも難解な部分であることは確かですし、そろそろいっぱいになるノートのほとんどは間違ってはいないと思います。
引き続き耳を鍛えて、コードとれるようにしていきたいと思うとともに、
特に分数コードやMaj7やm7の連続進行みたいな部分をしっかり勉強していきたいなぁと思う次第です。