上田龍 vs但馬ミツロ戦、中止
前日に発表されましたが題名の通り中止のようです。但馬選手が腰痛を発症したとのこと、ヘルニア?とか。
上田選手は各所への連絡で大変そうでした。残念ですが、上田選手のせいではないのでしょうがないですね。
今回試合に向けてサポートしてきた中で思うようにトレーニングできないなど色々ありましたが、日を追うごとに強く、上手くなる上田選手の今回の試合、楽しみでした。
私は現役時代、試合2ヶ月半前に上田選手とスパーして肘の靭帯痛めたときは死ぬ思いをした経験があるので(試合は攻めきれず負け)、試合に向けてベストコンディションを作るというのは本当に難しいことだと痛感します。
が、来たるべき日にコンディションを作れなかった但馬選手と現状作れていた上田選手。
コンディション調整も強さのうち。
実質、上田選手の勝ちといえます。
過去に一度だけ但馬選手とスパーリングした身として補足しておくと、もちろん但馬選手は強いです。強気な発言を繰り返したのは、己を律するためではないかと試合決定当初、上田選手は分析していました。
その分析に至る上田選手の冷静さに脱帽するのと同時に、
(私ならイラついてしまうだろうと思います、だから小物か…)
但馬選手には体重増加による身体への負荷や心理的な負荷など様々負担が掛かっていたのではないかと推察されます。結果リカバー以上に追い込み過ぎてしまった。
今後、プロでの活躍を期待しています。機会があれば上田選手とも。
今回の試合が流れたことで、ヘビー級国内最強は京太郎選手がキックに戻ったこともあり、上田選手になりましたが逆に世界に打って出るにはどうしたらよいものか。
世界より先ず始めに東洋のベルトに挑戦するにはどうしたらよいものか、悩ましい限りです。
ワクチンにより改善されてきたとはいえ、コロナ状況下で待ちの状態が続くのは上田選手のモチベーションにも関わることなので何とかしたいところです。
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