今日の稽古場ハイライト

本日は交代してrat13の稽古でした。
もう立って軽く動きをつけている11とは違い、車座になっての読み稽古ですががんがん細かい演出がついていきます。
メンバーを見てなのか作品の性質によるのか分かりませんが進め方の差異も楽しいですね。
兼任組や、何より既にパニック気味の演助(※私だけ)にとっては切り替えの非常によき助けになりますし。笑

小栗さんの書く台詞は、作品を観るとちゃんと成立しているのに実際に演じようとするとめちゃくちゃ難しいようで、本人も｢言いづらい台詞なの分かってて書いてる｣とおっしゃってたりします。
それがあるからキコは瞬間瞬間が輝くのかなとも言える理由がありまして、気になる人はぜひ脚本を買って声に出して読んでみてほしいのですが、ともかくその特殊なリズムを掴むのになかなか苦労する役者さんも多いようです。

その辺、劇団員で小栗さんの相棒こと佐藤さんを筆頭に、大人の男性陣は上手に乗りこなすのですが、
今日は菅野貴夫さんが台本に指示をメモしながら｢これ後で見てわかるかな…｣って言っててめっちゃ笑いました。菅野さんでもそうなのか！

↑菅野さん

一方で、相変わらずといいますか反応速度が異常で即“正解”を叩き出してくるハイパー女優、百花亜希さん。と、その相手役の家田三成さん。

家田さんは、登場そこそこになんか分からないけどすごい...ってなることをやります(雑な紹介)。そこのシーンをやる度に稽古場には感嘆の混じった爆笑で満たされます。
｢実際やってみ？意外と出来るよ｣なんて彼は言いますがぼくは出来ませんでした(笑)。ていうか家田さんの口調でやるから面白いんだと声を大にして言いたい。
今日は小栗さんからハードルがかなり上がる指定が加わり、きっと今頃家で猛練習されていると思います。完成時が非常に楽しみなシーンの一つです。

なんだか役者紹介みたいになってしまいましたが、みんなの面白さとか魅力を幕が上がる前から下の方で滲み出るようにお伝えできればと思っています。
この夏に！乗ってください！全員野球で迎え打ちます！(迎え打つな)

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キコ/qui-co. 11th study
『 the rat 13-11 』
9/13(木)～9/17(月･祝)＠下北沢駅前劇場

今度のキコ/qui-co.は｢二本立て同時上演｣
｢ラット13｣の再演と続編にして新作｢ラット11｣！

詳細 http://qdpworks.xrea.jp/qui-co.net/?page_id=4713
Twitter @qui_co_
ご予約 http://ticket.corich.jp/apply/93255/028/