距離感
私の場合は、人に全く興味がないわけではないのだけれど、率先してコミュニケーションをとりたいわけでも無い。
自分が輪の中に入ると途端にさめる。
コミュニケーションへったくそやねぇ。と自分に対して、今なら穏やかに微笑みながら言うことが出来るのだけど、もしかしたら、カメラが無かったら今以上に人と関わるのが下手くそだったかもしれない。
写真を撮る人は、決してその中には入れない。ただそれは、入らなくて済む、程よい距離感が取れる、とも言える。
それを寂しい思う人もいれば、心地よいと思う人もいると思う。
いつだって、入りたくなかったら入らなくていいのだ。
話したくない時だってある。そっとしておいてほしい人もいる。だけどそれを可哀想だと思ってくれるな。そう言いたい気持ちを押し殺して、ひたすら時間が早く過ぎろと願うぐらいなら、その空間から逃げていい。ひたすら自分の心地よい距離を場所を探していけばいい。見つけたらその居場所を大事にしたらいい。輪に入れない自分を責めなくていいんだよ、と言ってやりたい。他者と違うことを恐れなくていい。大丈夫だから。
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