
【マチアプ体験談】恋人に残酷に踏みにじられた話
【前回のあらすじ】
マッチングアプリで知り合った女性と3回目のデートに行く。
↓
雰囲気に飲まれて予定してなかった告白を決行。
↓
まさかのOK
↓
これから幸せタイム。…になるのか?
前回のデートで私は女性に告白した。
まだ彼女に対して明確な恋心を抱いてはいなかったが、たまたま立ち寄った場所の素敵さに気圧される形で急遽告白を決行することに。
そしてその答えはまさかのOK。
我ながらこの返答には驚いたものの、思わぬ形で恋人が出来た。
まだ恋心は抱いていないけども…
なに、関係性はこれから深めていけばいいのさ。
恋人になったからには私は全力で彼氏を遂行する。
そして私は幸せに向かって踏み出したのだが…
付き合い始めてから彼女の様子がおかしい。
明らかに元気が無いのだ。
付き合い始めなんていうのは幸せのピークではないのか?
2人で手を繋いでスキップし、芝生の上でピクニックしてお互いに「あ〜ん♡」をさせあう運命なのではないのか?
なんだか不安に思い過ごしていたが、理由が分からなかったから彼女に聞いてみた。
そして彼女はその理由を教えてくれた。
彼女は以前もアプリで知り合って交際まで発展した男がいたらしい。
けどその男は付き合ったら結構ダメ男ということが判明して。
だからあまりお互いを知らない状態で付き合うのは不安。
とのこと。
うん。言ってることは分かる。
分かるんだけど。
それもうちょい早めに言っていただけないか?
これまで話してきた恋愛トークの中でとか。
せめて告白の返事をする前とか。
私達もう付き合ってしまったのだが。
ここで私は考えた。
どのような意図があってこのことをこのタイミングで打ち明けたのか?
①やっぱ私と付き合いたくないのか?
②それとも不安を共有してほしかったのか?
考えてもわからなかったが、私から告白したすぐ後に私から別れ話をするのも謎なので私は②を選択した。
彼女に対しては
「お互いのことはこれからもっと知っていこう。私は前の彼氏みたいにひどいやつじゃない。それはこれから行動で示していく。」
みたいなことを伝えた。
その言葉に彼女は「わかった」と応え、その会話は終わった。
そこから私はより一層良い彼氏になろうと努めた。
彼女に対して何をしたら楽しんでくれるのか?
彼女がどうやったら自分のことを好きになってくれるか?
そんなことを考えながら彼女ファーストで行動するようにしていた。
が、一方彼女は私に全く歩み寄ろうとしなかった。
相変わらずメッセージの返事はクソ遅い。
デートとか食事のことで何か聞いても答えは「何でもいい」
デート中も全然楽しそうにしてない。
自分から話さないから常に私が話題をふる。
このような関係性が続くようになっていた。
私は頑張っていた。
が、ある日ふと気が付いた。
何故頑張らないといけないのか?
恋愛とは楽しいものだろう?
ウキウキスキップで空をも飛んでしまうものなのだろう?
なんで私はこんなしんどい思いをしなければならないのか。
そう考えると彼女への想いは急激に冷めていった。
そして冷静になった頭にある疑問が浮かんできた。
彼女の私への興味の無さ。
これは過去の失敗体験だけのせいではないのでは?
そこで私に嫌な予感が。(ニュータイプの音)
私は消したアプリを再びインストールした。
そして彼女に該当するフィルターをかけて検索すると…
いた。
現在ログイン中。
はい、普通にマッチングアプリやってました。
私に興味が無いのも当然のこと。
だって他の男を探しているんだもの。
私の彼女への好意はここで完全に消え去ったのであった。
さて、ここからは別れ話をしなければならない。
が、私の気持ちは冷め切っている。
出来ればサクッと終わらせたい。
会ったり電話したりは面倒で嫌だ。
私はLINEでメッセージを送ることにした。
「おどりゃやってくれたのう!!」
と息巻いて行くのも素敵だが、あまりギャーギャー言うのもみっともないし後味が悪くなりそう。
なのでとりあえず
「もう付き合う気ないよね?こっちもしんどいから別れない?」
という内容のことを丁寧に書いて送信。
ここで向こうがなんか言ってきたら、反撃した末にトドメの一撃、アルティメットリーサルウェポン:「君アプリやってるよね?」を使ってやろう。
どうなるのかと若干のワクワクを覚える。
しかしメッセージの返事は最短でも丸一日は掛かる。
まぁ気長に待とうとしたら…
送信後1時間経たずに返事が来た。
返信内容は
「付き合う気がないとかは無い。ただ仕事があーだこーだでメンタルがどーで。申し訳ない。別れるの了解です」
的なこと。
これには空前絶後のジェントルマンと呼ばれる私もイラァとしてしまった。
これは流石に卑性ではないか?
別れを一瞬で受け入れている時点で彼女は付き合う気ないではないか。
それで塩対応するだけして、相手を追い詰めて言い難いこと言わせて。
そしたら後出しで「私にも事情あったの〜」って。
都合がええのう。
そもそも私と付き合いながらアプリをやっているではないか。
半分浮気やないかい!元気100倍やないかい!である。
追い討ちLINEを送りたい衝動が湧いたが、私は空前絶後のジェントルマン。
不毛なことはするものではない。
こうして私のマッチングアプリでの2度目の恋人関係は終焉を迎えた。
さて、前回付き合った彼女の時は
【塩対応→彼女がマッチングアプリやっているのが判明→私はキープ要員だった】
という結末を迎えて終わりとなった。
そしてまさか今回も同じような終わりを迎えるとは。
流石の私も驚愕し、そして絶望した。
私は空に向かい叫んだ。
「マッチングアプリやってる女は全員クソだ!!!」
遂にダークサイドに堕ちてしまった私は、マッチングアプリを退会してしまうのであった。
続く…
以前フラれた話はこちら!
なんだこの記事振り…悲し過ぎんだろ…