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【2023年5月】大槌町地域おこし協力隊活動報告

こんにちは。
岩手県大槌町でジビエ事業を営んでいるMOMIJI株式会社で活動しています。

今年は藤が見事でしたね。
それでは5月の報告です。

1.業務報告

(1)産業廃棄物の処分

頂いた命はなるべく利活用、
肉、骨、皮はかなりの割合で活用できるようになってきましたが、それでも内臓や頭は利活用が難しいのが実態です。シカの体重に対して5割程のごみが出ます。
去年は繁忙期は週に2回ほどゴミを捨てに行っていましたが、新工場では廃棄物を溜めるスペースも広くなって月に1~2回ほどに。
準中型免許を駆使して九戸村まで片道2時間、ごみを捨てに行きます。

(2)大槌こども園の遠足に同行

5月11日、町内のこども園の年長さんと一緒に遠足を実施しました。

同じく地域おこし協力隊の「かけるくん」は
子どもたちに「食べられる草」や「しかさん」のことを教えて大人気です
※園長先生の許可を得て撮影しています。
城山のてっぺんでお昼ご飯。
骨付きのアバラ肉にがぶりとかぶりつく経験をしたことがある子供はめったにいないはず
見慣れない食材でも果敢にトライしてほしい
そして鹿肉大好きになってね

私の出番は食後の鬼ごっこでした。こどもの無尽蔵の体力に完敗。
みんなとすっかり仲良しになって帰ってきました。

(3)ホカクン移設

大槌町では、田畑に出没する鹿の生息状況調査・捕獲のため、
遠隔監視操作型の囲い罠を運用しています。
MOMIJIでは、この管理・運用業務も行っています。

金沢地区の某地点に移設。
ここに糠を撒いてシカが入るのを待ちます。

(4)熊ホカクン設置

今年も毎日町内放送でクマの出没情報が流れる時期になってまいりました。

住宅街のすぐ裏山でクワの実を食べたり栗を食べたり、
町民も「クマを預かってる(飼ってる)ようなもんだ」と言ったりするような町だから、互いに事故なく共存できればいいのですが、
残念ながら民家に侵入してしまったり人を襲ってしまったクマを捕獲するため、同じく遠隔監視型のドラム缶わなを設置します。

GW中にニュースで大きく取り上げられたクマは、麻酔で眠らせて山に帰しました。

(5)沿岸広域振興局ご一行様来社

5月19日、今年度から沿岸広域振興局長に就任された工藤局長をはじめ、お世話になっている関係部署の皆様が来社され、MOMIJIをご案内しました。

【#沿岸広域振興局 の皆様に視察にお越しいただきました】 #大槌ジビエソーシャルプロジェクト...

Posted by 大槌ジビエソーシャルプロジェクト on Tuesday, May 23, 2023

(6)小鎚地区営農組合総会

5月24日、小鎚地区営農組合総会に出席しました。

日頃から小鎚地区の皆様にはシカの捕獲活動にご理解・ご協力を頂いています。
年に1度の総会のお時間を拝借して、わな猟にご協力頂く際の安全の留意点を改めて説明させていただきました。


以上5月の報告でした。
来月もお楽しみに!

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