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くだけねこのてもかりたい

くだけねこのてもかりたい

まるで話が通じないことのたとえ

*稲村さんの解説*
毎日忙しいカラス君はくだけねこに「ちょっと手を貸してくれないか?」とたずねました。くだけねこは「手を貸す」という意味を「一時的に手を胴体から切り離して渡すこと」と勘違いしてしまいました。くだけねこは当分狩りができなくなる事を心配しました。そうなるとにゃんにゃんに「ししゃも」も「おかき」も持って帰ってやれなくなってしまいます。お腹を空かせた子供たちも泣いてしまいます。それでは困るということでくだけねこは「せめてしっぽにしてにゃ」と言いました。カラスくんは話が通じないと諦めたのか、山に帰って行きました。


<本来の使い方>
猫の手も借りたい
非常に忙しいため、誰でもいいから手伝いが欲しいことのたとえ。

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