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くだけねこにろんご
くだけねこにろんご
どこでどうなったか全く違うベクトルで頑張りはじめることのたとえ
*稲村さんの解説*
ある日くだけねこは学校のショカツ先生のありがたいお話を聞きに行きました。なぜなら知識をたくさん学んで、子供達に教えてやろうと思ったからでした。
「今日のお話は、『論語』についてです」
とショカツ先生が話し始めたのを聞いたくだけねこは
「ろんご?」「『ごろん』みたいだにゃ。」と心の中で思いました。
さらにショカツ先生は
「ええ『論語』とは別名『倫語』とも言いまして昔のお偉いさんの〜」
と続けたのを聞いたくだけねこは
「なるほど『ごろん』は『りんご』にゃのか」と理解した気持ちになってそのまま寝てしまいました。
夢の中で「ろんご」が「ごろん」なら「りんご」は「ごりん」なのではないかと考えたくだけねこは
「ごりんなら、おりんぴっくにゃ!そうにゃ!おりんぴっくにゃ!」
と言って目が覚めました。
さっそく家に帰ってくだけねこは子供達に「狩りの仕方」や「走り方」を教えて「にゃーまるにゃーまる(2020)のおりんぴっくにはおやこででるにゃ」と言って張り切るのでした。
*本来の使い方*
犬に論語
道理の通じない者には、何を言ってもむだであるということのたとえ。
豆知識
論語とは
孔子の言葉や問答を孔子の死後、弟子たちが取り集めて論纂し記録した書物