くだけねこにこばん
くだけねこにこばん
聞き間違えて、むしろ良い方向にむかうことのたとえ
*稲村さんの解説*
「こばん」がもらえると聞いたくだけねこは、「こばん」をあろうことか「こうばん」つまり「交番」と聞き間違えてしまいました。そして、交番にいる犬のお巡りさんに「お昼寝のしすぎだワンワン!!」と叱られると思ったくだけねこは、慌てて働き者になりました。その日からくだけねこは、毎日毎日にゃんにゃんから「こばんをあげるにゃ」と聞いては、びっくりして働きまくりました。でも結局3日後には疲れてしまい、また「ごろにゃー」と言って屋根の上でうっかり眠ってしまうのでした。
<本来の使い方>
猫に小判
価値の分からない人に貴重なものを与えても、何の役にも立たないことのたとえ
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