経営者の熱を言葉に。読者が周りに伝える価値あることを掘り当てる。
これまで、時短サービスとしてのライティングを提供してきました。
2、30分僕に話すと、3話に1話くらいでプチバズり(100以上スキがつく)する3000文字ほどの記事ができます、というもの。
でも正直、これだと僕の実力が出しきれていない感じがありました。
俺はもっと読まれるものを書ける!
いや、というより、もっと読者が伝える価値を感じ自ら進んで共有したくなるような記事を書ける!
400本くらいnoteで書いてきて、その思いが確信に近づきつつあります。
読者の胸に刺さって拡散される記事って、書く前に「これをどうしても伝えたい」「この人に伝えたら絶対何か力になれる」と確信できるものがあるんですよね。具体的なエピソードがあって、体重が乗っかっている。
記事の長さはあんまり関係なくて、むしろ短すぎる(1500文字以下とか)とバズりにくいくらいです。
さらっとした記事より、熱量高いガッツリこってりな内容の方がシェアされやすい(もちろん他にも種類はいろいろある)。
こんな感じで↓
<ライターがヒットを増やすには>
先ほどのことを踏まえると、なぜ時短サービスとしてのライティングに僕が限界を感じたかもわかっていただけるかと思います。
記事のヒット率は、対話相手のことを深く知るほど、多面的な側面を知って好きになるほどに上がります。
しかし、20分や30分のオンライン取材だと、いくら僕が話を引き出す力があってもそこまで入り込めるものがお聞きできるとは限りません。
本当なら、せめて最初の数本を書くまではガッツリ話す時間を設けたいし、欲を言えば3ヶ月に1度くらいは飲みに行きたい。
何を大事にして、どう生きてきたのか、これからどうなりたいのか、今何を考えているのか、どんなことに笑い、どんなことにイラッとするのかなど詳しく知りたいのです。
というわけで、経営者向けに、対話に比重を置いた新しいサービスを開始することにしました。
サービス名は“心言録”。
なんだか長い歴史がありそうな名前でいいでしょ?(笑)
真面目にいうと、この仕事が300年後にあってもこの名前なら大丈夫そうな気がします。
具体的なサービス内容としては、隔週40分のセッションを6回繰り返し、3ヶ月に1本のペースで4000~8000字程度の濃いめな内容の記事にさせていただきます。(場合によっては何本かで合計4000~8000字程度に。効果的に伝わることに重きを置きます)
<伝わるものは、伝えなかったことから生まれる>
これまでのように20分で3000字の内容を引き出そうと思ったら、ムダなことを話せる隙間はありません。
お客さんがう〜んと立ち止まって考える時間や、連想した関係ない話をする余地がないのです。
僕はふだん富山、お客さんは東京の方が多いので気軽に食事に行くわけにも行きません。かといってオンラインでわざわざ雑談をさせるわけにもいかないかなぁとなってしまう。(それでも記事をバズらせる取材力と執筆力を褒めてほしい(冗談))
ですが、理想としてはもっと話したい。
伝わるものは、伝えなかったことの山から生まれるからです。
業務連絡しかしていない相手の人間的な魅力を他人に伝えるのは難しいもの。人の魅力は、もっと微妙で具体的なことから見えてくるものでしょう。
親密になって、その方の多面的な側面を知って、キャラクター性をつかんだ方がいい文章になるに決まっています。
<経営者に通訳者が伴走する価値>
昨年、Forbesで「情熱の通訳者」というタイトルの連載企画が組まれていました。経営者の熱量を伝えるため活躍するいろんな表現のプロたちが取り上げられています。
なぜ「通訳者」なのかといえば、企業が伝えたいことと消費者が求めている情報には乖離があるからです。企業の発信したいことと、読者の求めることをうまく接続するのが彼らの仕事なのです。
彼らの仕事の仕方には共通点があって、それがクライアントである経営者の深い部分に触れるため対話に時間をかけているということです。
経営者のこれまでの人生を聞き、事業にかける想いを聞き、自分自身のことも開示し、一緒に過ごして雑談を交わす時間もつくっている。一人の人間として経営者に関わっているのです。
もちろんそれにはそれなりに時間がかかるでしょう。
逆にいえば、それだけ対話に時間をかけてもおつりが来るくらい自分の考えをきちんと整理して、文章にまとめて発信することの価値があるということでしょう。
加えて、心から関心をもって耳を傾ける他者に、定期的に自分のことを語ることの価値も実感しているのだと思います。
自分の感じていること、考えていること、思い描いていることを定期的に、熱心な聞き手に語る習慣を持つことがどんな効果をもたらしてくれるか、想像してみてください。
いま、すてきな未来を予感できた方は、「久高諒也」で検索し、FacebookメッセンジャーまたはTwitterのDMからご連絡ください。
一度顔合わせを兼ねた無料のオンラインセッションをしましょう。オフラインの場合は交通費の負担をお願いします。
<実績>
JAFCOの坪井一樹さんとのマネプロシリーズ。これまで合計44本(20万字以上)執筆しており、連載のほとんどの記事が100以上のスキを獲得しています。休止中の今も過去記事が着実に伸びています。
続いて、CROOZ執行役員の諸戸さんとの若手起業家に向けた連載。諸戸さんの記事は29本執筆しており、そのうち14本が100以上、7本が200以上のスキを獲得しています。
<死ぬまでにあと30人>
この仕事、同時にお引き受けできる方はそんなに多くありません。
僕の計算だと、残りの人生であと30人ほどまでしか長期で伴走することはできません。だからこそ、お互いにとって最高のパートナーだと思う方と発信していきたいと考えています。
パートナーとなった方には、
心を開け渡して影響される気満々で関わります。
そうすることで、体感と責任を伴って文章にしたため、世の中にお伝えしていきたいのです。
まずは3ヶ月間、ガッツリとお話しして濃厚な記事を書くこの心言録というサービスから始めていただけると幸いです。
ここからは僕の個人的な背景や思いについてです。
<執筆と対話の個人史>
僕が自分に向き合う方法は、ずっと執筆と対話と読書でした。
小学生の時から、文章を書いて書いて書きまくって、本も1500冊ほど読んで紙のノートにまとめてきました。
高校生のときからは、毎朝40分ほど頭に浮かぶことを書き続けるジャーナリング(書く瞑想的なもの)も続けています。この習慣だけで合計600万文字くらい書いているはずです。
大学に入って初めてスマホとパソコンを持てたので、そこからブログを書くように。4年ほど過ぎましたが今も続いています。
昔から、いろんな人の人生を聞くのも好きでした。
高校時代は40分ほどかかるバス通学であえて人の隣に座って「その人がどう生きてきたのか」「何を大事にして生きているのか」を尋ね寄せ書きをもらっていました。
そういう蓄積があって、僕は3年前にライターになり、今では上場企業の経営層にある方々に企画提案から取材・執筆までを行なっています。
<久高諒也がやる意義>
最後に。
21歳の誕生日に、よくここまでがんばったと自分を褒めるようなnoteを書きました(今は23歳)。
それは、格差についての実態を知ったからです。
『新・日本の階級社会』の中で「アンダークラス」と位置付けられている家庭で僕は育ちました。おまけに病弱でもある。
何も文句のつけようのない明るく楽しい家庭だったけれど、やっぱり不利なことはたくさんあったし、今だってそれを感じることはあります。
だけど、その生い立ちが自分の信念を形作ったし、強みを磨くのに集中する時間や一人で自分と向き合う時間をくれたんだとも思っています。
死にたくなることも多かったからこそ、生きることの意味を真剣に考えたし、傷つく人をたくさん見てきたから、優しく賢く面白く生きたいと思えた。
痛みを知っているからこそ、自分の人生を通して、どんな人の中にも「希望を見出す力」と「自分らしく生きていく力」があるんだと伝えていきたいと思っています。
いろんな背景があって、培ってきたものがあって、それが経営層のための編集者・ライターとしての今の自分の価値を支えているのだと信じています。
こんな僕と共に想いを言葉にしていきませんか。
生い立ちの方が気になった方はぜひこちらから↓