ほまれ#1_らすととぅえんてぃず
ほまれ、30歳になる。
ということで残り一ヶ月もしないうちにわたしは30代に浸かります。
いやはや、「一生音楽やって生きていこう」とか考えていた中3の冬から、15年が経過する。実際、この歳まで音楽を続けられるビジョンはあるようで無かったし、なんなら長生きする気もしてなかったけど、なんだかんだ生きてたしバンドやってたわ。
おめでとう俺、よかったな。
そして、この空中分解というバンドも、「空中分解」という不穏な名前を呈しながらも、結成して5年が経過した。途中で8割位は分解したが。
今となっては、初期メンバーはボーカルとわたししかいないけど、あのとき分解してなかったら今のメンバーに会えてなかったと考えると、途中でぶっ壊れかけて良かったよねーと思う。もちろん前のメンバーもよかったし好きだったから、これは結果論でしかない。
言うて中堅くらいの結成年を背負いながら、音源も作らず、1年に1、2回しかライブをしていない(結成から10本もやってない)どころか、ライブが決まらないとスタジオすら入らないくらいの活動しかできていない中、我々の音楽としょうもない我々の人間性を好きだと言ってくれる人たちが周りに少なからず、いてくれて、まぁ、バンドやってて、続けててよかったな。
大学卒業間近のときに対バンした京都のとあるバンドの方に、就職したらバンド解散しようと思ってるという相談をしたときに
「辞めたらあかん。続けることが大事。メンバーがどんなに入れ替わっても曲を弾き続けろ。」
と言われたお話が一生心に残っている。
まじありがとうございます。
でも、その時のバンドは解散しました。
すんません。
でも、空中分解はどんな形であれ続けていきたいなと思っているのはこの言葉の力かもしれない。
長々書き綴りましたが、これからもライバル(勝手に思ってるだけだけど)にも、若手にも、負けないようにヌルヌル活動していきたい。
私たちも年月の割にはしょぼくねって感じは否めない。
精進いたす。
まぁ、30歳になりかけて何が言いたいかと言うと、やっぱり死ぬまで音楽やってたいよな。
ほまれ。
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