快活CLUBで読んだ新刊漫画雑感#2 2025/02/03

こんにちは。くちなしです。快活クラブで読んだ新刊を4冊の雑感を書いてみます。ネタバレも含むので嫌いな人は読み飛ばしてください。

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葵くんはムキムキ彼女を肯定したい

発売日:2025年1月10日

低身長と可愛らしい容姿がコンプレックスの男子・葵くんと、高身長かつ筋肉質な体型にコンプレックスを抱える女子の恋愛漫画です。

対照的な二人ですが、お互いが恋愛初心者ゆえの初々しさが魅力的。特に、かっこいい女性にときめく葵くんの姿がかわいらしく描かれています。今後、恋敵らしきキャラクターの登場も予感されますが、二人はほぼ両想い状態なので大きく拗れることはなさそうな印象でした。


みちかとまり

1巻発売日:2023年5月23日 / 3巻発売日:2025年1月22日

「竹やぶに生えていた子供を神様にするか、人間にするかを決めるのは、最初に見つけた人間」

主人公の少女・まりは、竹やぶで出会った不思議な子供・みちかと行動を共にします。舞台は古い田舎で、昔話や神話を思わせる要素があります。
みちかは不思議な力でまりを助けようとしますが、加減が難しく、結果的にトラブルを引き起こすこともしばしば。
二人で山の神様に会いに行くなど冒険的な要素もあり、一部でややグロテスクな展開もあります。
最終的には、まりがみちかを神様にするのか、人間として生きさせるのかを選ぶことになるようですが、今のところみちかは人間としての道を歩みそうな流れかなと思いました。


ケントゥリア

1巻発売日:2024年7月4日 / 3巻発売日:2025年1月4日

タイトルの「ケントゥリア(centuria)」はラテン語で「百(人)の集まり」を意味します。

物語は、100人分の力を背負った元奴隷の少年を主人公に展開。彼は奴隷船に密航し、その船で他の奴隷たちと交流するうちに初めて「愛」を知ります。しかし、船が怪物に襲われて結果として少年と赤子以外はすべて命を落としてしまい、少年は怪物の呪いによって死んだ奴隷たちの力を引き継いでしまいます。
こうして強大な力を手に入れたものの、その力ゆえに他の怪物たちから狙われることになります。ただ1巻途中から2巻の終わりまでは比較的ほのぼのパートが続きます。しかしながら2巻の終盤では衝撃的な展開が待ち受けており、3巻でかなりつらい展開が待ってました。続きが気になる漫画です。


奈落の星

発売日:2025年1月21日

大正時代が舞台の物語で、売れない小説家が筆を折る(執筆を諦める)ほど追い詰められ、自殺を図ろうとするところから始まります。

親からの勘当や借金に苦しむ典型的な落ちぶれた小説家ですが、仲間との出会いや出来事をきっかけに再起を目指していくストーリーです。途中まではよくある文豪のサクセスストーリーかと思いきや、最後には「なるほどそっちか」と思わされるどんでん返しが待っていました。
次は視点変更で語られそうだと思いました。


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