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【グーグルマップ 評価4.6 評価数128 :2021/10/17時点】
仙石原にあるHIRAMATSU HOTEL。ひっそりとした場所にあり、チェックイン後は部屋でのんびりするのが似合うオーベルジュタイプのホテル。日本にはまだ少ない形態ではある。(オーベルジュとは宿泊できるレストランのことです)

レストランから始まったひらまつだけに、オーベルジュホテルのクオリティーは非常に高い(お値段も非常に高い)。 しかし、宿泊客の満足度は他では味わえないほどに高い。たった20室程度のホテルに過剰なほどのスタッフ数。車をつけると3名のスタッフがお出迎え。チェックインはラウンジのソファーに座って、ALAIN MILLIAT(アラン・ミリア)のジュースを飲みながら、ゆったりと手続き。

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部屋に入ると、広いベッドルームの先には大きな温泉掛け流しの浴槽。その先には扉が全面オープンになるバルコニーが浴槽とつながって用意されている。温泉の温度は常に適温

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ドレッサーはバスルームの両側に1台ずつ2台用意されている。アメニティーはブルガリで統一。冷蔵庫の中には、またもやアラン・ミリアのジュースやビールやペリエが入っていて、すべてフリードリンク。ベッドは当然だけどふかふか✨

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お風呂に入って身体が熱くなったら、バルコニーにそのまま出て、デッキチェアーに座って緑を眺めながら、ゆったりと身体を冷ます。少し冷えてきたら、また温泉に入り温まる。そしてまたバルコニーへ…。こんな贅沢な時間を部屋で過ごせる。

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ディナーはひらまつの腕の見せ所。コース料理に合わせて、ぴったりのワインが料理ごとにチョイスされてサーブされていく。お酒が飲めない人にも、ノンアルコールにもかかわらず、すべての料理に合うオシャレなドリンクがつどつどサーブされる。料理の演出も、食材へのこだわりも素晴らしい。レストランの空間が映画のセットの中の世界のような気分になれる。

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スタッフとの楽しい会話とともにコースは進み、適度な満腹感とほろ酔い感で食事をしめる。
夜は貸し切り風呂があるので、そちらも堪能。森に突き出した空間のような浴槽で、自然の一体感の中でのんびりとお風呂に浸かる。

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朝は起きたら服を脱いでそのまま適温の部屋の温泉に入る。わざわざ温泉施設に用意して出かけていかなくてもよいのは快適。温泉を出て裸でバルコニーに移り、小鳥の囀りを聴きながらのんびりとする。
朝も軽めのコース料理のような感じで、料理の種類がたくさんサーブされるが、どれも美味しく適量で食べ過ぎ感は出ない。最後は外の席に移り、緑を眺めながらコーヒーをいただく。

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こんな贅沢な時間と食事をいただけて、スタッフから最高のサービスを受けられて15万円ほどの料金であれば、銀座や六本木あたりのクラブでお金を使うのに比べたら100倍はお得感があると思うのは自分だけだろうか…

生活の中で時にはこんな空間で時間を過ごすのもオススメです。

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