「ティーン・タウン」 ウェザー・リポート|心が折れそうになったときのプレイリスト 第107曲
<タイトル>
ティーン・タウン
<収録アルバム>
ヘヴィ・ウェザー
<アーティスト>
ウェザー・リポート
<解説>
ウェザー・リポートはジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターを中心に結成された、アメリカのエレクトリック・ジャズのグループです。
電子楽器を使ったジャズは、日本では「フュージョン」とも呼ばれますが、アメリカでは「エレクトリック・ジャズ」が一般的だそうです。
「ヘヴィ・ウェザー」はベースにジャコ・パストリアス、ドラムスにアレックス・アクーニャを迎えた、ウェザー・リポートのもっとも有名なアルバムです。
今回紹介させてもらう「ティーン・タウン」では、ジャコのベースとアレックスのドラムが、あたかも競い合うように展開され、2分台の短いナンバーながら、手に汗を握る内容です。
もともと高度なテクニックが売りのバンドでしたが、このアルバムをきっかけに、ジャズ以外のジャンルからも注目されるようになりました。
独特の世界観のようなものがあるグループなので、とっつきは難しいですが、一度ハマると病みつきになります。
「ティーン・タウン」の特徴的なリズムは、個人的に「道化師のダンス」のような印象を受け、何度聴いてもうきうきしてしまいます。
一般にイメージされるジャズではないところが、逆に面白いですね。