手仕事しながらnoteでやりたい事
私が携わる仕事は手仕事の分野。現在、田舎に工房を開設してから約20年。それなりに社会情勢の変化を味わってきました。
バブルが崩壊した頃の独立開業(2000年)
悪い時にスタートすれば良くなる事しかない、と楽観的。実際この頃はバブル崩壊と言えども、まだ物が売れる実感があった。
そしてリーマンショック(2008年)
手仕事の品は高価なので売りにくさを感じていたけど、まだ何とかしのげた。
そしてコロナ禍(2019年~)
百貨店の催事売り場は閉ざされ、展示会も消えた。廃業者も出たほど。
だいたい10年おきにやってくる、個人では太刀打ちできない出来事。私の場合、結果を出し始めると不運が起きてきた。この先も再び遭遇する可能性が高い。だけど今まで何とかなってきたので(きっと何とかなる!)とやっぱり楽観的です。
そして本題、noteでやりたい事
【木工編】
本来はアシスタントを雇ったりして伝承していく技法。ところが最低賃金の支給という壁がある。昔の様に『ご飯食べさせてあげる代わりに安月給』は通用しない。人を雇うというハードルは上がっている。
一方で木工を覚えたい側にとっては、教わる場所がなくなった。YouTubeが一番の先生、という方も多いと思う。
ならば私も『知っていることを伝える』という事を、やってみたい。noteやホームページを使って、、、
例えば、木工技法の中でもホゾ組や埋め木、研ぎや塗装等の工程も面白いかも。画像と動画を交えたらもっと面白いかも。
しかしこれはページ作りに手が掛かりそう。ぼちぼちとやっていきます。
【田舎暮らし編】
田舎にあこがれて移住する方も多いと思います。私もその一人、横浜から山あいの村にやってきました。
その理由の一つ。木工房は広い土地が必要な場合が多い。何トンもある丸太を、天然乾燥させたいなら尚更のこと。陶芸だって薪窯の味わいを求めれば広い土地がいる。山には粘土だってある。
染色も自分で釜をすえたり、竹は竹を求めて山に入ったり。
このように工芸は、自然界の素材を加工したものなので、田舎ととても親和性が高い。このことを踏まえ『いつかは工房開設』と希望を持つ方の一助として、情報提供が出来たら有意義だと感じている。
例えば、土地や廃屋の取得。廃屋リフォームや菜園などの暮らしについて。私の実例が誰かの参考になれば、と思っています。
更新頻度に自信はないのですが、自分にプレッシャーをかけずに、自由に書きたいと思っています。
改めて、どうぞ宜しくお願いいたします。
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