事業承継起業塾:複業開始&競合他社との会話で涙が出た(事業承継起業塾に入塾して⑨)
とは言え、前に進まないと
諸々と、弁護士先生との調整は続いている。我々としては、とにかく情報を出して、後は揉め事解決のプロに委ねるだけ。
塾は性懲りも無く、広告をぶん回し養分を吸い上げることに一生懸命だ。今の所、事業承継起業塾で起業家を承継により、黒字の会社をタダで譲り受けて、輩出した実績は無く、彼らが営業トークで使っていた3,000社の承継候補先のリストも無く、99%以上詐欺(今のところ)。
広告に釣られて養分になろうとしているあなた、気をつけて!塾生本人が言うのだから間違いありません。会社をもらって起業ができるだと?嘘つくな、馬鹿野郎。
塾生に聞いてみたが、相変わらず石丸の講義は毎回毎回同じ内容で、塾生も呆れ返ったのか、講義で顔出しをせず、耳だけ参加のメンバーが非常に増えたようで、石丸がキレ気味だったらしい。相変わらず、自分本位の子供みたいな塾である。要するに、顔出ししてまで真剣に聞く必要が無い内容だと言う判断を、顧客からされてしまっている訳だ。プロダクトへのフィードバックに真摯に向き合えよ。
塾生たちが集うLINEグループがあるが、こんなにチープな内容でクソ高い私塾なんだから、皆んな遠慮せずに文句を言い合い不安・不満をぶつければ良いのに、日本人とは本当に「みんなの前で悪口を言うなんてハシタナイ」みたいな同調圧力&みかけ上優等生でいなきゃいけない圧、みたいなものがあって最も多くの塾生が集うLINEは、シーーンと静まっている。
集まった意味ねーじゃん。70万円、ドブに捨てていいの?お前ら?
そしてどうやら、内通者もいるらしくその意味で、一応場所としてはあるものの、全く活発な意見交換などは行われていない。もう、大丈夫だって、この塾に気に入られようが、気に入られまいがどうせ承継なんてできないんだから。3,000社、後継者不在の会社のリスト、彼ら曰く「タダで黒字の会社をあげる」と言っているらしい会社のリスト、何回要望しても出てこないじゃん。
ないんだよ。そんなものは。
金を騙し取られると言うのは本当に気分が悪いし、暗澹とした気持ちになる。
でも、前に進まないと。
私は本業で、地方の100名弱の会社の買収に関わったことがあり、その会社も後継者不在問題を抱えていた。そう、社長の息子さんが東京にいて、田舎の会社なんぞ継ぎたくないと。そんなケースだ。結構あるらしい。
で、雇われ社長をアサインしたのだが、まぁ歩く経費みたいな奴で、地方だとチヤホヤされるもんだから、速攻でハニートラップに掛かって変な契約を結び出したりしていた。アホである。
で、やはり、息子さんに承継を・・。と言う議論の流れが出てきた時に、海釣りが好きだった息子さんだったが、救命胴衣を付けずに釣りに出て、波か風か分からないが、ボートが転覆して、亡くなってしまった。
事業承継とは、本当にさまざまな問題を孕むのだなと、深く理解をして、その時から事業承継に関わるコンサルティング会社やサービスを興味を持って探していた。そこで見つけたのが、SoFunと言う会社。
とにかく、この鳥倉さんという方のTwitter(X)の投稿が素晴らしい。事業承継や企業再生に関してのエッセンスが詰まっている。何をやっている会社かと言うと、後継問題を等を抱えて、第三者への承継を考える、会社の株式をSoFunが全て買い取る。そして、彼らが育てた経営者候補をその企業に送り込み、後はチームでサポートしながら経営者を育てるプラットフォームとしても機能し、そして、事業承継問題にも具体的なソリューションを提供している企業で実績もある。
四ツ谷かどこかの雑居ビルで謎の声出しを強制し、アンドリュー・カーネギーの成功哲学を大声で叫ばせる所とは大違いだ。
この会社、SoFunには1年前から興味を持っていた。
あんなクソ塾に養分にされたことは胸糞悪いことこの上ないが、仕方ない。とにかく動かないと。
XLOCAL・relay・SoFunとの出会い
そして「黒字の会社をタダでもらって起業!」なんて、大見栄(嘘)は切らないが、地道に地元の企業に寄り添い、後継者を探す企業と、経営を志す人材とのマッチングするサービスとしてrelayと言うサービスを見つけて、なんとなくサイトに目を落としていた。
そこに、SoFunの募集があった。九州地方で、経営者候補を募集すると言う内容で、すぐに興味がある旨をrelayに連絡をして、程なく返信があり、履歴書&職務経歴書を送付してください、と。
まずは仲介となるrelayから。そして、SoFunに書類を送り、2日目だったと思うが、返信が来て「面接日程の調整を」と言う内容だった。嬉しかった。経営者としての道が開けるかも知れない。そんな思いを抱き、速攻で日程を調整した。面接は来週だ。
そして、XLOCAL(チイキズカンと言う、地方での複業マッチングプラットフォーム)の北海道の企業の経営者が集う会合にも参加して、ヴィーガン対応やアレルギーへの対処を施したスイーツを展開するスタートアップとも会話して、その商品を持ってイスラム圏へ進出したいとのことで、私が進めたいコンサルティングビジネスとの方向性とも親和性があることを確認して、その経営者とも後日改めてお会いすることになった。
なんか自分で書いてても、前向きな話の方が面白みは少ないが、それは読み物としてであり、実体験はもちろん前向きな話の方が良いに決まってる。とにかく、行動あるのみだ。さすれば、道はひらけて行くことを実感。
情報商材詐欺の養分に一度はされた方も、まぁ前を向いて頑張ろうよ。
事業承継起業塾の競合との出会い
ところで、事業承継起業「塾」はクソだが、事業承継そのものが日本のGDPを維持・向上させる施策であることは間違いなく、事業承継起業塾の競合でまともな会社も多数出てきていることも事実。
最終的にこのnoteも「情報商材詐欺を見抜く方法」などの主旨での結びを考えているが、事業承継起業塾の様な嘘っぱちを正しく見抜き、真面目な会社のサポートを得られれば良い訳だ。
その意味で、名称は伏せるが大手企業が出自である、事業承継やM&Aを生業とする会社の広告を目にして、面談を申し込んだ。承継担当の事業部長と会話をして、その会社のカリキュラムを聞きながら、、「あぁ、これが普通だよな」と安心した。カリキュラムの具体的な内容と、承継実績、3ヶ月で承継を実現させるというプランで、事業承継起業塾の半分の値段だ。そして、データや資料がある。そこが大きく違う。例えばトップ面談の成立率90%、など。事業承継起業塾は80%の塾生が承継に成功していると嘯いていたが、では140人中の112人、どこの企業を承継したんだい?
事業承継起業塾の事務局に対して「どうすれば、承継先を紹介してもらえるんでしょうか?」と言ったところ「植木さんに気に入られることだけです」と言っていた。そんなアホな話があるか。笑
さておき、その競合会社の事業部長との面談において、事業承継起業塾のことを「許せない」と言っていた。
それもその筈で、承継を第三者に、ある意味仕方なく家族以外の承継先を探すことを決断した企業の社長たちと、あたかも深い関係を持っているかのように見せかけて、今の日本の事業承継問題に取り組んで見せているかのように振る舞い、派手な広告で塾生(養分)を集めている点が、けしからんとおっしゃっていた。嬉しかった。仲間がいたことを確信できて。涙が出た。
競合がまともなサービスを提供していて、実績も多数あり、派手な案件はないが、会社としての社会的な存在意義を追求されていることが分かり、安心した。やはり、どんな業界にもまともな会社はある。
一度は養分にされたものの
人生で、(今の所)詐欺被害に遭い養分にされたのはおそらく最初。そして、最後にしたい。唯一の学びとすれば、今回の塾はまさに「情報の非対称性」を梃子にした詐欺事案(今の所)であり、要するに詳細が「わからない」そしてそのわからなさを明らかにしようとしない、かつ仕事を餌にして養分を集める業者がいかに怪しいか、そして、気をつけた方が良いかがよくわかった。
むかついて仕方がない。そして、養分にされっぱなしでは癪に触るので、次の方向性を見出そうかと。幸いにも、養分にされた面々でも、次の方向性を見出せているのは少数派。私は、副業を進めながら承継できる企業を見つけたいと思う。
こんな阿漕なことをやっていても、続かないのに。何を考えているんだか。おそらく、この案件で得た養分で事業でも始めるんだろう。本当に腹が立って仕方がない。
塾の運営側や塾生の中での内通者がこのnoteを読んでいるかも知れない。初回の投稿からの繰り返しにはなるが、こんな内容noteに認めて、世の中に晒したい訳がないのである。だって、自分が養分にされたなんて本来は恥ずかしくて公開したくない。塾の内容が改善される、あるいは返金がなされる。どちらかの運びになれば、このnoteは削除する。
(続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?