横浜で青を撮ってきた
8月25日、8月最後の日曜日。
カメラを持って向かった先は、横浜。
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「.colony」と「旅と写真と文章と」のコミュニティ合同フォトウォークへ参加表明してから、何を撮りに行こうかな〜とぼんやり考えていた。
目的地が決まらぬまま迎えた前日、8月24日に発表されたハッシュタグは「#世界と交差する夏の写真さんぽ」。
なんと、世界各国から約70名がハッシュタグで繋がるのだそう。
世界と交差する夏の写真さんぽ…
世界と交差する、夏の写真さんぽ…
世界、夏…
ちょうど1週間くらい前に、夏らしくひまわりを撮りに行こうと思っていたのだけど、台風の影響で行き先を変更したことを思い出した。
やっぱり8月最後に夏っぽい写真を撮りたい!
青と麦わら帽子を撮りたい!
そう思ったら居ても経ってもいられなくなって、急だなと思いつつも「明日横浜で青を取りに行きたいんだけど!」とカメラ友だちに連絡していた。
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当日、わたしはカメラと麦わら帽子をリュックに詰めて横浜へ向かった。
青っぽいドリンクと、せっかくだから、あの時撮れなかったひまわりも途中で買っていこう。なんて思いながら。
麦わら帽子とひまわりを連れて、暑い中を歩く。ひたすら歩く。
海と、雲ひとつ無い空を写したくなってシャッターを切る。
大さん橋についた頃には爽やかな海風が吹いていて、ひまわりが折れちゃうんじゃないかと思うほど。
たくさんのカップルが憩う中、ああでもない、こうでもないと言いながら、それぞれが持ち寄ったアイテムと格闘した。
そうして出来上がった、4枚の写真。
隣に並べてレタッチしたわけじゃないのに、ほとんど同じ色だった。
アップしていない写真たちも、大体同じ色。
ああ、きっとわたしはこの青が好きなんだろうな。
出来上がった写真を眺めながら、約束の時間、21時に「#世界と交差する夏の写真さんぽ」をポストした。
それからしばらく、ハッシュタグを追いかけて、みんなの「ときめき」を感じる。
写真を撮りはじめて、こんなに楽しい時間があっただろうか。
海を撮るときも、空を撮るときも、きっと今ごろみんなどこかでシャッター切っているのだろうなと想像していた。
それがいま、目の前で表現されている。
世界中からハッシュタグと写真で繋がる、新しい体験。
ワクワクの余韻がさめなくて、しばらく眠れなかった。
つぎは、どこへ行こうかな。
メンズのポートレートを撮りに行きたいな。