あけましておめでとうございます。
京都の天龍寺が第二の故郷でして、庭の池ににょきっと突き出た岩があるのですが、それは池の鯉が悟りを開いて龍になり天に登っていくところだと教えられました。
ですが私にはそれがただの岩にしか見えません。
京都に行くたびにその岩を見に行くのですが、何度見ても私にはただの岩にしか見えません。
もしかして悟りとは空想の世界を言ってるんではないかとさえ思ってます。般若心経の中に色即是空空即是色とありまして、空だと言っているのですが、それも空想の空なのかなと思えば鯉が龍になって天に登る空想とは禅の空に同じであると言うふうにかってに解釈しております。
みなさまの空が龍になることを祈ります。