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「#きおくをつなごう」TBSNEWSでキャンペーン

#きおくをつなごう  とは?

TBS報道局が行うSNS連動キャンペーンです。戦後76年を迎えるこの夏、おじいさんやおばあさんの体験を聞いてみませんか?おじいさん、おばあさんが皆さんにつなげたい思い、それを聞いて皆さんが感じたこと、平和な未来のために自分はこうしていきたい、などを共通ハッシュタグ「 #きおくをつなごう 」をつけてSNSで共有してください。皆さんの未来に向けた想いを投稿を通して拝見し、TBSテレビでご紹介のお願いをさせていただく可能性もあります。

なぜはじめようと思ったのか?

戦争体験者は年々減少しています。私たちは、戦争の記憶を直接聞くことができる最後の世代です。ところが、戦争の話は日常会話ではなかなかしにくいため、聞く機会がないまま、後々後悔する人も多いです。ハッシュタグキャンペーンを行うことによって、この夏、戦争について聞いてみるきっかけを創出できたらと思っています。また、皆さんの感じたこと、学んだことをSNSで共有していただくことで、その投稿を見た人たちにも、自分もやってみようと広がりがうまれたらと思っています。

「もっとおばあちゃんと話したかった」

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このキャンペーンを考えたきっかけには、個人的な理由もあります。私は広島出身です。祖父母に戦争の話を聞くことはほとんどありませんでした。学校で原爆について習いましたが、むかしむかしの歴史だと感じていました。そういえば、祖母は広島にいたから知っているのかな、なんて軽い気持ちで「原爆って本当にあったの?」と聞いたことがあります。すると祖母が、長い長い沈黙の後、「あったんだよ」と答えました。たった一言でしたが、普段は明るい祖母が、その時に見せた唸るような様子を忘れることができません。そして、遠い歴史だと思っていた出来事が、とても身近に感じました。

家族が戦争についてどんな記憶を抱えているのか、わずかでも触れることは、その後の人生に大きなインパクトがあると思います。祖母が亡くなってもう何年にもなりますが、もっともっと、おばあちゃんに話を聞いておけばよかったなと思います。私もきっかけさえあればな、そんな風におもうので、いまからでも聞ける人にはぜひ実践してみてほしいと思います。

何をするの?

おじいさん、おばあさんに子供のころのこと、特に戦争を経験して感じたことを聞いてみてください。そして、その様子をスマホで録音したり、撮影したりして、ぜひ記録をしておいてください。きっと将来、家族の宝物になるんじゃないかと思います。

さらに、おじいさん、おばあさんが皆さんに伝えたかった事、話を聞いて皆さんが感じたこと、学んだこと、平和な未来のために自分はどうしていきたいかなどを、note、ツイッター、インスタグラム、TikTokなどに  #きおくをつなごう  をつけて投稿してください。その投稿をきっかけに、「自分も聞いてみよう!」「私は祖父母に話をきけなかったけど、気持ちを想像できた」など、未来に向けて「せんそうとへいわ」を考えるコミュニティーが広がっていったらと思います。投稿を拝見して、TBSでも取材のお願いをさせていただくかもしれません。

何を聞くの?

基本的には皆さんが聞きたいと思っていることを聞いてみてください!
私がおじいちゃん、おばあちゃんに聞くとしたらこんな感じでしょうか。

戦前の暮らしはどんな様子だったの?
どんな遊びをしてたの?
戦時下ではどんなことを考えていたの?
一番怖かったことは?
楽しみにしていたことは?
戦争が終わったとき、どう思った?
戦後はどんな暮らしだった?
戦争を経験して、私につなぎたい思いは?
おばあちゃんにとって戦争って何?
おばあちゃんにとって平和って何?
今の私を見て、何を感じる?

私は大学院でインタビューの研究をしました。例えばこんなことを、こんなふうに聞いてみたら、という提案は、次回のnoteにも掲載予定です。そちらもご参照ください。

参考例

いくつか投稿例としてご紹介します。あくまでご参考まで。
実際の投稿は皆さんが自由に表現してくださいね!

TikTokでも!↓
https://vt.tiktok.com/ZSJpaaHs2/

同居してないおじいさん、おばあさんとは、感染対策をして実践をお願いします。オンラインで録画するのがおすすめです。

それでは、共通ハッシュタグ  #きおくをつなごう  で会いましょう!

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