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上田女子キャリアの会 @note #14

みなさま、こんばんは。

今日はとっても風の強い一日でしたねぇ〜。みなさまの住む街はいかがでしたか?私は木〜日までしかオープンしていない、(つい最近までは木〜土だったw)岡?山?の上にあるパン屋さんにパンを買いに車を走らせたのですが、もぉぉ、山の上はすっごい強風で、冗談じゃなく飛ばされるかと思いました・・・。無事に下山できて良かった(笑)

そんな飛ばされそうになりつつ、今日はどんなことをお届けしようかなぁとボンヤリ考えつつ、本屋さんに寄ると「&Puremium」が!今月は「心が動く、言葉の力」


心が動く言葉の力かぁぁ・・・。みなさんにはありますか?私にはあるのです。刺さって抜けない言葉が。


『いつまで、それを言い訳にして、生きていくの?』


19歳の私に放たれた言葉です。私の人生の暗黒時代、10代半ばから20代・・・。一番、きっと、キラキラしてるだろう時代、私はもがいていました。数年前に台湾で占いをしてもらった時、台湾人の占い師さんがピタリと私の暗黒時代を言い当てた時は本当にビックリしたっけ(笑)

まぁ、簡単に言えば、家族の中がゴチャゴチャしていたのです(苦笑)その家族のゴチャゴチャを言い訳にして、私は、短大を中退して、転職を26歳になるまで繰り返していました。

短大中退後、高校の担任が自分の知人の会社を紹介してくれて、そこに数ヶ月お世話になっていた時期があります。たくさんの迷惑をかけて、それなのに逃げるようにして辞めてしまったのですが、そこの部長さんが、19歳の私に、家の話、短大を中退した理由、その話をすれば殆どの大人が同情してくれた話題に対して言ったのです。

「なんだ、この人・・・(怒)」って思った記憶があります。同情して欲しくて言ってたつもりはなかったけど、結局、内心は「私の大変さを分かって!」って叫んでいたんでしょうね、お恥ずかしいけど・・・。それに対して、「言い訳」とバッサリ切られた感じがしたんだろうなと思うのです。たぶん、ほかの大人は私の話を「大変だねぇ」って言って、調子を合わせてくれていたのよね、きっと。

せっかく部長が言ってくれた言葉を、当時のおバカな私はきちんと飲み込めず、いろんなことがあって逃げるように辞めてしまいました。

その会社の後も何回か転職を繰り返して・・・。いったい私は何をしたいんだろう?どうしたいんだろう?ずぅぅっと悩んでいました。(おまけに結婚→離婚もしたしね・・・)人生、キャリアに悩んでいたのよね。

そんな私がキャリコン、カウンセラーになったのは、誰かを救いたいとか、寄り添いたいとか、そんな崇高な想いからではありません。今でも、あんまりそういう想いは薄いかと・・・。カウンセラーの勉強会とかに行くと、崇高な人ばかりで、私はとっても居心地が悪いのです(苦笑)

私はあの頃の、暗黒時代の私自身を救いたかったのです。あの時に自分に、なんて言ってあげたら、もっと視界が拡がったのかを強烈に知りたかったのです。だから、憑りつかれたように、あの時も、今も勉強できるんだと思います。

だけど、カウンセラーの資格をとっても、キャリコンの資格をとっても、しばらくは名乗れませんでした。シニア産業カウンセラーに一発合格したあとだって、伏せていた数年があります。バレてしまって、お伝えしなきゃいけない時も「なんちゃってなんですよぉ(笑)」なんて言ったりしてね・・・。

だって、スタートが崇高な想いじゃないから(笑)私はただ私を救いたかっただけだから。なんだかカウンセラーとして、キャリコンとして邪道な人のような想いを持っていました。

ただね、結構、自分と似ている人をお見掛けするのです。「あぁ、キツイだろうなぁ〜」「あぁ、あとで泣くんだろうなぁ」「あぁ、悔しいよね、きっと・・・」

救いたいとか、寄り添いますとか、そんなことはできないけど、アドバイスくらいならできるかも知れない、今まで自分のために勉強してきたことを、ちょっと分かりやすく伝えることならできるかも知れない、そう思えた時に、やっとカウンセラー、キャリコンと自然に名乗ることができるようになったんだよね。ほんと、ここ数年のことです。

「いつまで、それを言い訳にして、生きていくの?」これは他罰的な視点しかなかった私への忠告の言葉でした。他罰視点は、視野が狭くなります。逆転の発想が浮かばなくなります。なんでもかんでも、誰かのせい、環境のせい、時代のせいでは、前に進めなくなるよね?

たとえ、困難な状況であっても、「○○のせい!そうだ○○のせい!・・・かも知れないけど、じゃ、私はどうする?」って思考を転換しなければ、ずっと同じところに留まったままになります。

他罰がダメなら、自罰がいいのか?それも限度があるよね?(笑)なんでもかんでも自分が悪いって考えるのも健康的じゃないしね。

私が編み出したのは『いったん他罰で受け止めて、じゃ、どうする?作戦』(笑)そのうち「○○のせい」とは思わなくなってくる不思議なものです。私のように他罰傾向が強いと、自分が受けるダメージも大きいのです。いいことも悪いこともブーメランの法則で返ってくる。他罰のブーメランはやがて自分に大きくなって戻ってきます。

私は、あの頃の自分に似たあなたに「いつまで、それを言い訳にして、生きていくの?」って伝えたいんだなと、もう30年近く前に貰った、私にとって宝物の言葉を引き出しからそっと出して思うのです。

崇高な志のキャリコン、カウンセラーではないけど、「人生全部ネタ」って思っていて、アクシデントに見舞われると心のどこかで「ネタ!ネタ!」ってワクワクしちゃってるそんな私だけど、似てるあなたに伝えたいこと、あるんだよね。

それでは、次回はもう3月だわ!
3月6日にお会いしましょう!

くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
キャリアコンサルタント
シニア産業カウンセラー





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