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花まる子育てカレッジでの対談イベントに参加「子どもを近視にしないために親ができること」

こんにちは。
窪田製薬ホールディングスの佐藤です。
窪田製薬は、”世界から失明を撲滅する”ことをミッションとし、目に関わる創薬、デバイス開発を行っています。

弊社を創業した社長の窪田についてはこちらにまとめてありますのでご覧ください。

先日、花まる子育てカレッジで花まる学習会 代表の高濱先生と弊社の窪田の対談イベントが開催されました。このイベントでは、多くの親御さんが気にされている【子どもたちの近視】についての現状や予防策に関する情報を、参加者の皆様とライブで対話しながら共有する貴重な機会となりました。

花まる子育てカレッジでは、「親も学ぶ」を理念に掲げ、さまざまな専門家を招いて保護者や教育者が子どもの成長や発達について理解を深めるための場や子育てに関する情報および知識を提供するための教育プログラムやイベントを開催しています。

今回のイベントは、下記の構成で行われました。

  1. 今、子どもたちの目に何が起きているのか 
    ~ 知っておきたい近視の最新情報~

  2. 子どもの目を守るため、親が正しい知識を 
    ~ 近視の最新知識〇✖クイズ~

  3. 質疑応答

1 今、子どもたちの目に何が起きているのか 
     ~ 知っておきたい近視の最新情報~

【現在の子どもたちの近視の状況】
最近、文部科学省が発表したデータによると、日本では裸眼視力が1.0未満の小学生の割合が増加しています。特に、今の小学6年生では約半数が裸眼視力1.0以上を保っていないという驚くべき結果が示されました。このトレンドは、今後も続くと予想されており、国際的にも類似した傾向が見られています。

【近視は「病気」であるという認識の重要性】 
アメリカで権威を持つ医学アカデミーが発表した報告書によれば、近視は単なる視力の問題ではなく、治療が必要な「病気」として扱うべきとされています。しかし、この認識は日本ではまだ浸透しておらず、国民に知ってもらう努力が必要です。

【近視がもたらすリスク】 
近視は視力が悪くなるだけでなく、将来的に白内障や緑内障、網膜剥離といった深刻な眼疾患を抱えるリスクを高めます。これらの病気は失明につながる可能性があるため、早期の予防と対策が重要です。

2 子どもの目を守るため、親が正しい知識を
     ~ 近視の最新知識〇✖クイズ~

Q&A方式で、窪田が出題 → 高濱先生がご回答→ 窪田が解説 → 高濱先生が教育者としての観点からのご感想やコメントをいただきました。

また、現在の近視治療法についても説明させていただきました。例えば、アトロピン点眼薬は、目薬に抵抗のない方に適しています。オルソケラトロジーは、寝ている間に装用する特殊なハードコンタクトレンズによって近視や乱視を矯正する治療法で、日中は裸眼で過ごすことができますが、年齢の低い子どもには管理が難しい場合があります。Kubota Glassは幅広い年齢層にご利用いただけますが、価格は他の治療法と比べると高額です。このように、それぞれの治療法には利点と欠点があり、患者様の状況に応じて適切な治療法を選択することが重要であることをお伝えしました。

その後も、イベント中に参加者の皆様から寄せられたさまざまな質問に対して窪田と高濱先生のやり取りが続きました。質問は時間いっぱいまで続き、多くの方が子どもの近視について悩んでいる様子が伺えました。

結論、子どもの目を守るためにできることは、1日2時間外に出て適切な太陽光を浴びることや定期的に遠くを見る習慣をつけること

このイベントを通じて、一人でも多くの方々に近視に関する正しい知識を持っていただき、子どもたちの生活習慣を見直すことで効果的な予防に繋がることを願っています。今後もこのようなイベントに積極的に参加し、広く正しい情報を共有する活動を続けていきます。

窪田x高濱先生との過去の対談記事(全4回)はこちらから:

東洋経済ONLINE

【第1回】窪田 良×花まる学習会代表 高濱正伸様 対談 「メガネの子が増えた」のはスマホが原因ではない。「外遊び」と「子どもの視力」の驚くべき関係

【第2回】窪田 良×花まる学習会代表 高濱正伸様 対談 子どもを「外で遊ばせるだけ」で近視は防げる。忙しい親でもできる「子どもの目の守り方」 

【第3回】窪田 良×花まる学習会代表 高濱正伸様 対談 「外遊び」が子どもの目にも心身にもよい理由。 今すぐにでも取り組める近視抑制方法がある

【第4回】窪田 良×花まる学習会代表 高濱正伸様 対談 「ゲームばかりして目が悪くなるよ」より効く一言。子どもに「視力は大切」と気付かせる魔法の言葉


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