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問われていること、求められていることは何でしょうか?

皆さん、台風の影響はいかがでしたでしょうか。今回は私、久保が担当です。

私はこの週末、本業でお客様先のメンテナンス作業に立ち会い、計画運休に巻き込まれて帰宅できずホテルで台風をやり過ごした形になりました。
来週末は診断士の二次試験で、かつ情報処理の秋期試験ですので、見方によっては今週でよかったのではないでしょうか。

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本年度の二次試験は

さて診断士試験の話になりましたが、私は診断士試験合格後、某団体にて二次試験演習の採点をお手伝いしております。

本年度は一次試験の合格者が多いとのことで普段よりも採点する枚数が多い年となりましたが、一次試験合格者が多い年だからでしょうか、演習の解答を拝見すると解答者の実力の差によって解答のレベルの差がはっきり表れている傾向がみられます。

例えば、問われているのが「問題点」なのか「課題」なのかを取り違えて解答しているものや、「生産面の」といった制約条件を見落とした解答など、出題者が求めている解答の体をなしていないものなどが散見されます。

実際の診断業務にあたる場合でも、経営者が考えている課題、問題点を取り違えたり、求めている支援の前提条件を見落とした提案を行うと期待に添わない助言になってしまいます。

問われているもの、求められているもの

先日の宮崎さんの記事にもありましたが、診断士試験の二次試験は紙の上での疑似診断となりますので、求めている(出題者が期待している)解答と次元の異なる解答をしてしまっては評価されない結果になってしまいます。

試験にしても、実務にしても相手の求めている方向性をきちんと認識したうえで適切な助言ができることが重要であることを認識した次第でした。

最後に、今朝から悲惨な状況がテレビなどで徐々に伝えられておりますが、今回の台風で被害に遭われた方には深くお見舞いを申し上げます。

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