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診断士3年目、私も悩んでます

診断士3年目、私も悩んでます。
悩んでいるのはトシさんだけではありません。

こんにちは、中小企業診断士の久保と申します。

私は平成27年10月に診断士として登録を終えたのでもうすぐ診断士3年になります。これまで7名のチームメンバーが企業内診断士をテーマにそれぞれの考えを語ってくれていますが、キャリアもさまざまですし、診断士としての活動もさまざまです。

そんな中で恐縮ですが、拙い私の活動の振り返りとともに診断士3年目の話におつきあいください。

■これまでの振り返り

診断士登録が完了し晴れて中小企業診断士を名乗ることを許されてからは、各種研究会参加、所属支部のプロコン塾参加、紹介案件の診断実務、電子書籍共同執筆、受験指導校の業務支援など、密度は高くないですがぼちぼちと活動しております。

私はあまり欲張らずに本業に影響を与えない範囲で少しずつ活動の場を増やしていくようなスタイルであったため、診断士になると同時に飛躍的に活動範囲を広げて手広く活動されている方々と比較すると地味な活動が多いです。ただし診断士の仕事は紹介で機会を得ることが多い為、なるべく人とのつながりを少しずつ増やしながら徐々に実力をつけていこうということは注意してやっております。

そもそも診断士を目指したきっかけは、今の勤務先の会社にいろいろ思うところがあり「自社をよくしていこう」というモチベーションと、その反面で(多少冗談も含んでいますが)「もし会社からいらないと言われたらすぐに脱出できるような準備はしておこう」というように考えたことでした。
そのため、「すぐに独立するつもりはない」ですが「いざとなったら何とか飯を食っていけるような実力は身に着けておく」ということを念頭に置いております。

■悩んでます

ここまでは、私のこれまでの診断士としての活動を紹介いたしましたが、このブログを書いている他の方々のように、私以上に華々しい活躍をされている方々が周りにはたくさんいます。そんな方々のお話を伺っていると診断士の活動の幅を感じることができて期待が膨らむ一方、自身の活動の視野の狭さを毎回痛感させられます。

また、このところ本業が忙しくなってきたこともあり診断士としての活動の比重が下がってきているため、「このままでよいのか」と焦りを感じてしまう時が結構あります。

加えて、先日中小企業庁の方の講演を聴く機会がありましたが、診断士の更新制度を見直す動きがあるとのことでした。

少々うがった姿勢で聞いていたのもありますが、曰く、中小企業診断士たる者は中小企業を支援することこそ使命であり、支援できないもの(支援する機会の少ないもの)は更新する資格はないと言わんがごとく、実務の実績に重きを置くような見直しが案として挙がっているとのことでした。

こちらの話の内容に関してはまた別の機会で書こうと思いますが、診断士の約6割を占める企業内診断士の更新ハードルを上げることになるように思えて、企業内診断士として次第に活動しにくくなってしまうのではないかと少し心配しています。

そうはいっても周りにはそれを実現している人たちは多いので、それぞれの考え方と時間の作り方次第だと思います。企業内診断士だからといってそれだけで活動に限界があるわけではないと思いますので、いまはまだ自分なりのやり方をまだまだ探っている状態です。

■まとめ

昨今、働き方改革など声高に叫ばれており、副業を認める風潮や業務時間の使い方が徐々に変化しつつありますが、残念ながら私の勤務先は古い考え方が蔓延している会社です。平日の時間はかなり本業にとられてしまっていますが、なるべくメリハリをつけるなど使える時間をコントロールしていかなければと思います。

企業内診断士なので本業がまず第一なのですが、やはり診断士としての実力は診断実務なり発表なりの活動を通じてでないと身につかないので少しずつでも時間や機会を作って、自分なりのやり方を探りながら診断士活動を増やしていきたいと考えております。

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