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二次試験の解答作成に関して

先日、一次試験の合格発表もあり、診断士受験生の方々は二次試験対策に励んでいる時期だと思います。
毎年この時期になると受験生時代のことを思い出しますので本ブログでも試験の話題で記事を書いております。

今回も二次試験に向けて頑張っている方々に向けて何かお役に立てないかと思い記事を書きました。

二次試験で問われること

過去、以下のような記事を書きました

診断士試験の二次試験は診断士としての能力を見るために紙の上での疑似診断となり、出題者が期待している内容と異なる解答をしてしまっては評価されません。この点に関しては落ち着いて問題に取り組めば大きく間違えることはないと思います。二次試験の事例問題に慣れていない方は、過去問と受験予備校各社の模範解答を見比べてみて問題と解答のパターンを理解しておくようにしましょう。どのようなことが問われており、どのくらいのレベルの解答が要求されているのかという相場を身に着けておきましょう。


ぼんやりとした解答

受験生時代を振り返ってみると、採点された答練の結果を確認するとなぜ評価が低いのか判断に悩むことが何度もありました。合格して採点講師を初めてその理由はよくわかりました。

与件本文から解答根拠として着目した点は間違っていないのですが、解答で指摘してほしいそのものズバリが指摘されていない。一言でいうと解答がぼんやりしている人が多いと思っています。

例えば与件の会社の強みと弱みが本文で明示されているにもかかわらず、明示された内容をそのまま、具体的に記載せず別の一般的な言葉に置き換えて解答としてしまうケースがあげられます。

読んでいると、文字数を気にして短い言葉に置き換えて解答していることがその理由だと推測されますが、短くすべきはそのほかの装飾の言葉であって、解答で要求されている事例で与えられた単語はそのものズバリ使用するほうが、採点しているほうは理解しているのかそうでないのか判断に迷わなくて済みます。
文字数の制限がある中で回答する必要がありますので、盛り込むべき事例の具体的なキーワードはきちんと盛り込んで、「自分はちゃんと理解していますよ」と解答でアピールしてください。

自身の反省とまとめ

解答している本人は正しく要求された内容を解答に盛り込んでいるつもりかもしれませんが、あらためて読み返してみるとそうでないことが多いです。
私は二次試験は4回目で合格することができましたが、受験生の時代にそのことに気が付いていればもっと早く試験に合格できたかもしれません。

今回は二次試験を控えている方の一助となればと思い記事をまとめさせていただきました。
皆さん、まだまだコロナの影響が続きますが、当日まで体調管理に努めて当日実力を発揮できるよう頑張ってください。

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