月に呼ばれた
昨日、2023年9月29日に、愛猫その1「コメちゃん」が空へ旅立ってゆきました。コメダの近くで拾われた保護猫なのでコメちゃんです。
去年の2月の寒い日に弱り切ってヒョロヒョロのお野良を保護した子でしたが、肝臓が悪くてどんなに食べても少しずつ痩せていく子でした。
骨格は大きいのに体重4キロしかなくて、でも亡くなる頃にはさらに体重が減って3キロくらいまで落ちてしまってました。
亡くなる1日前には猫トイレから出られなくなってうずくまってしまい、慌てて救出して猫クッションに寝かせたけどまたそこから出ようとして。
でも半身乗り出したところでもう足が動かなくてそのまま粗相をしてしまって悲しそうにしていました。
たまたま買ってあった予備のクッションに寝かせ直して、いただきもののオムツを履かせて(すごくブッカブカで悲しくなったりした)出歩こうとして事故にならないよう、段ボール箱に入れました。そこからは出来る限りそばにいてあげるようにして、撫でられるのが好きだったおでこをなでたり、少しでもとちゅーるをあげたりしながら過ごしていました。本猫も少しでも生きようと、頑張って半分だけ舐めてくれました。
時々様子を見ながらソファで就寝しましたが、ふと目覚めた午前2時、コメちゃんが外に出ようとジタバタしてました。そしてそのまま漏らして。
お尻を拭いてあげてまた寝かせてしばらくたった午前4時すぎ。
苦しそうにジタバタしたので「大丈夫だよ」「一緒にいるよ」「大好きだよ」と声をかけながらおでこをナデナデしたら、フウッと一息ついてそのまま静かになりました。
それから30分ほど見ていたけど全く動かなくなって。
強めに身体をさすっても目やにをとっても(目やに取り苦手な子だった)無反応になって、彼が亡くなったのだとわかりました。
いっぱい泣いた。夜中なのに大声上げて泣いた。もうコメちゃんが動く姿が見られないって、ナデナデして喜ぶ姿を見られないって、受け入れるために。いっぱい、いっぱい頑張ったねって、家に来てくれてありがとうって伝えるために。
朝になって、家族を送り出してから葬儀業者に連絡して、火葬のお願いをした。白黒猫だったのでカラフルなお花を買ってきて周りを飾って、夜に送り出して。
2時間弱でお骨になってかえってきたコメちゃんを安置して手を合わせた。
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私達にカワイイを与えてくれてありがとう。家に来てくれてありがとう(拉致ってきたのだけど)。
ありがとう、我が家の初めての猫、コメちゃん。お空の上で、フカフカの雲にのって寛いだり、苦しくない身体で走り回ったりしてね。そしてお空に飽きたら、またこっちに来てくれたら良いな。
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