noters(2) 夢みん(ポエマー)
セルフィーを撮る女
『本日のポエム』
気になる存在って何だろう
気になるってど〜ゆうこと
気になるって好きってこと
じゃあ好きって何だろう
よくわからない
わからないけど好きになる
わからないけど好きは笑顔
だから
わたしはみんなが大好き
みんなを好きなわたしも大好き
みんな違って
みんな夢みん
by 夢みん
ぎゅ〜とね! ⸝⸝> ̫ <⸝⸝
「夢みん」
noteで変な自作ポエムをコンスタントに公開中。ポエムの終わりには毎回、アイドルばりに決めたコスプレでのセクシーなセルフィー画像を載せることも忘れない。作品を見てもらうために自分の可愛さを利用する事は当たり前と思っている。
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「夢みん」の素顔に迫ってみる
noteに投稿するセルフィー(自撮り)のとき以外、ほぼ部屋着は高校のとき着ていたジャージ。どうかすると、そのまま外出することもある。化粧とコスプレ(?)をバッチリ決めたビジュアルは自分でも可愛いと思ってる。が、素の自分はブスだと思っている。(でも、客観的には、わりと可愛い)noteで使っている関西弁はキャラ演出。関西人じゃないので、かなり不自然。(実際は北海道出身)
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「夢みん」の過去に迫ってみる
(2014年 北海道〇〇市 花島 弓 14歳)
北海道のN市の中学に通う普通の中学生だった弓は恋をした。
相手は同じ中学の先輩S、初恋だった。
先輩S。
憧れていただけの存在だったが、偶然の出来事から話をするようになり、弓にとっては夢のような時間が過ぎていった。
だが、そんな時間はSが弓の友達と付き合うようになり、あっけなく終わる。
Sは弓の気持ちは知らないまま。
Sにとっては弓は、そういった対象の女の子ではなかったのだ。
こうして
弓の恋は、多くの初恋が そうであるように
失恋で終わったのだった。
そして、失恋の痛手から弓は立ち直れない。
「結局、わたしの『好きな気持ち』なんて
無かったことと同じじゃん」
「何も残らないし、意味ないじゃん」と。
そんな弓は、たまたまSへの気持ちをポエムに書いた。
S先輩のステキなところ
S先輩の優しいところ
S先輩のイケメンなところ
どんどん書いてポエムがノート一冊いっぱいになった頃
不思議なことに弓は自分の心が軽くなっていることに気がつく。
そう。
弓は自分の気持ちに向き合って
ポエムを書いたことで
切ない初恋にピリオドを打つことが出来たのだ。
そして、弓は数時間、電車を乗り継いで
オホーツクの海を見に行った。
最後に
そのとき、弓が書いたポエムをこっそり紹介しよう。
このとき彼女は既に
noter(何かを書き記す人)だった。
キャラクター、ストーリー:久保マシン(Y)
キャラクターヒント:明石 白
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(注)この作品は明石白さんのキャラクターのヒント
(「夢みん」という名前と「ポエマー」という設定)を元にして
久保マシン(Y)が創作した作品です。