日韓ハーフ。韓国人留学生だった父と日本人の母の出会い
こんにちは。
日韓ハーフのライター、久保 佳那です。
こちらのnoteでは、日韓ハーフに関する話、韓国ドラマ、韓国の本屋さん、韓国旅行などについて書いていこうと思います。
日韓ハーフの内訳
初回なので、簡単に自己紹介を!
私は父が韓国人、母が日本人の日韓ハーフです。
国籍は32歳までは韓国籍で、その後帰化して現在は日本国籍になっています。
流れる血としてはハーフなわけですが、日本生まれ日本育ちなこともあり、今の自分の感覚としては韓国3割、日本7割の韓国系日本人という感じがしっくりきます。
この感覚は、同じ環境で生まれ育った姉妹(私は4姉妹です)でも違うのではと思っています。
私は大学生以降、頻繁に韓国に行っていますが、ほかの姉妹はそうでもないので、おそらく韓国成分をもっと少なく体感していそうです。
今度、聞いてみたいと思います。
父と母のこと
父は韓国の釜山(プサン)近辺の出身で、社会人留学生として日本の大学院に留学していました。
当時、母は長崎に住んでいて、東京観光に来た時に興味本位でパチンコ屋さんに遊びに行ったところ、アルバイトしていた父に一目惚れされ、文通が始まり、交際に発展。
そして、母は看護学生で神奈川の病院に内定していました。
その神奈川行きの準備をしていた頃に、母の両親に、恋人(私の父)との交際が知れてしまいます。
今でこそ韓流やK-POPなどをキッカケに、韓国に対して好意的な印象をもつ人が増えてきていますが、当時はまだまだ韓国に対する偏見をもつ人が多い時代。
大反対されて、「神奈川には行かせない。行くなら勘当する」と言われてしまいます。
しかし、すでに自分の荷物を父のアパートに送っていた母。財布だけを持って黙って家を出ます。いわば駆け落ちのような状態。
その後、2人は母の実家には連絡せずに結婚して、姉が産まれます。
そして、次女である私が産まれた頃に、たまたま母の弟が神奈川で結婚。その結婚式で母は両親と再会。そこでようやく勘当が解けたそうです。
パチンコ屋という微妙な場所ではありますが(笑)、そこで2人が出会っていなければ自分がいないと考えると不思議な感じがします。