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22/23 UCL Final ~istanbul23~ 観戦記.06 -完-


スタジアム入場

ファンゾーンでさらに3名の合流があり、とうとう8名の日本人インテリスタグループとなってスタジアムへ向けて移動です。
小高い丘の上にあったファンゾーンからセキュリティチェックを2回受けてスタジアムへ入場しました。
UCLアプリで散々注意されていましたが、セキュリティチェックは鞄の中身まで確認されませんでした(笑)
ある程度外側から手で触って感触でOKな感じでした(笑)
こんなんじゃコイン(硬貨)や発煙筒なんか持ち入れ可能じゃーんなセキュリティ大丈夫かよ(笑)
案の定、ライターなのかマッチなのか知りませんが火気厳禁なはずなのに紙タバコを吸ってるやついました・・・
イタリア人にタバコやめろなんて無理か(笑)
あと、大きな日本国旗は政治・国家・宗教・信仰等のアピールに繋がるのか没収されてましたがアルバニア国旗持ったやつがセキュリティチェック抜けた先で堂々と持ってましたけどね。。。
ちなみに応援フラッグの持ち込みサイズも決まっていて2.0m×1.5mサイズ以下となっていました。

クルヴァノルド

シートはゴール裏クルヴァノルド!!
コレオの一員にもなれました!
私のシートには白ビニールが置かれていました!
なんとなくの感覚ですが前の席の方が青ビニールだったのでINTERの“R”あたりだったのかな・・・
キックオフまでの時間は隣の家族連れや後列席の若者にICGバンダナやステッカーを配って交流を深めました!
また、試合前とハーフタイム(だったはず)にはICG主催UCL決勝観戦会とGoogleMeetを使用して現地と観戦会場をオンラインライブ配信で繋げるなどもしました。

バンダナを頭に巻いてくれてグラッツェ

スタメン発表

とりあえずチャントしまくりです!
飛行機の中で練習しておいて良かったぁ~
Internazionale devi vincere chantはまさにイスタンブールまで駆け付けたぜって感じでチャント出来て良かった~!


イタリア語歌詞
E per la gente che
ama soltanto te
Per tutti quei chilometri che ho fatto per te.
Internazionale devi vincere

英語訳
And for people who
love only you
for all those kilometers I've done for you.
international you have to win.


YouTubeなんかにも探せばあるので気になる方はぜひ!

試合

開会セレモニー
真剣に試合をみつめる
後半開始前にほぼ全員分ぐらいのフラッグが配られました

結果はご存知の通りですが、現地オンタイムで感じたことをつらつらと。
ちなみに1ヶ月経った執筆現在でも配信映像を見返せてません。
どの試合でもそうなんですが結果を知った試合を見返す根気が無い性分とやっぱり精神的にくるものがありますね……ダイジェストも上手くスルーしてます(涙)
ですので細かい時間帯や印象、選手が間違っているかもしれませんがその辺はご愛嬌という事で。

前半立ち上がりは慣れない相手にこのままぶっちぎりでやられるのかとヒヤヒヤしてました(笑)
10分辺りから特にDFが対応に慣れたなぁと。
戦前の情報でストーンズの偽DFが取り上げられてましたが特に問題無くバストーニが捕まえられていて脅威に感じず、また前半のうちに怪我で交代してしまうデブライネもその影響があったのかポテンシャルを感じずめちゃくちゃ助かりました。(接触プレーで怪我だったのか記憶が曖昧な部分です)
替りに出てきたフォーデンがめちゃくちゃ効いてて怖かった!
前半は0-0で折り返しでしたがインテルは一貫してボール保持になったら押しては返す波のようにボールをDF、オナナまで使って引き込んでる感じがして老練なボクサーがガード固めてコーナー際に敢えて下がるかのよう不気味さを感じました。
シティ選手もこんな戦い方してくるチーム無いから攻めあぐねてる感じでした!それがストーンズの脅威を感じなかった一因かもしれませんが。

後半も同じ様な展開でしたが60分前にジェコが負傷交代でルカクinからインテルの攻撃は活性しシュートまで完結し始めました!
個人的にはこのジェコ交代前の数分がゴールの匂いを感じてたんだけどなぁ……
ルカクについてはもちろんEL決勝を思い出させるような味方(ディマルコ)のシュートブロックをしてしまうのですが、あれを責めても仕方がない。
観てて思ったのがゴールが生まれるならルカク絡みでしか無いなと思ってました。
ルカク投入から活性化し始めた残り15分ぐらいからだったかサイドでボールを持って早めのタイミングorダイレクトでアーリークロス気味に放り込んで良かったんじゃないかと思った記憶が2つぐらいなんとなく覚えてます。
結局、放り込んだあとのカウンターを懸念したのか下げてオナナ経由で体制立て直しを図ったプレーだったか?!
多少のリスクは犯してよい時間とタイミングだったかなと!
シティ側も人数は揃ってましたけどサイドからのクロスでごちゃごちゃっと混戦から誰かが押し込む泥臭いプレー選択が脅威だったのでは?!
前後してしまいますがシティのゴールは観戦席から逆サイドでインテルの左サイドを押し込まれたなぁと思った一瞬、ディマルコがクロスブロックでハンドか?!と0コンマ何秒の瞬間、ロドリが右足インサイドで綺麗にミートして巻いたシュートを後ろアングルから綺麗に見れてしまいました……
あれはオナナでさえノーチャンス。
フォーデンの抜け出しからダルミアンの戻りも間に合わずオナナと1vs1の瞬間、2点目いかれたわぁぁと思ったらホントに黒豹が見えましたね!!!
あの瞬発力はネコ科のそれそのもの!なんでシュートストップ(確かキャッチしたはず)出来たのかクルヴァノルドもどよめいていました。
ゴセンスのヘディングはもうごちゃごちゃしてよく見えてませんでした(笑)
最後に右サイドにベッラノーヴァ入れて来た時はシーモ、正気かよと思いましたが思い切りとチームに貢献したいと言う気持ちが見えた点は評価したいですが、この試合で彼のレベルで技術的にどうこう出来ないのはチームとしての総合力で下回った実力ですね!
あとは準決勝でも大活躍したムヒタリアンが出てきたのが地味に効いていたなと!
怪我もあってしかたありませんがブロゾヴィッチよりもチャルハノールを中盤底で使ってバレッラ、ムヒタリアンのセットでもう少し長い時間プレー出来たらなぁと負け惜しみです。
結局、両GKのスーパーセーブもあり1-0でしたがどちらに転んでも分からない試合をしてくれたインテルには感謝です!
しかし、めちゃくちゃ悔しかった。

試合終了

放心状態でしたが、優勝セレモニーをちゃんと目に焼き付けてこの悔しさを受け止め無いといけないと言われ最後まで。

泣く者、足早に帰る者、どうしようも無い怒りを味方に向けてケンカし始める者と様々な敗戦後
静まりかえったスタジアムをあとに

その後、シャトルバスに乗り込み駐車場を出るまで1時間…日が変わって未明の2時前にやっと出発しタクシム広場まで1hほど
バス車内は疲れと敗戦のショックでうなだれてる人がほとんどでした。
そして、タクシム広場に着いたのが3時前後でした。
行きと違いタクシム広場近くの地下トンネルで降ろされたので宿まで徒歩5分で帰れたのは狙い通り!
現地観戦するなら試合後の動きも考える必要があります。

あとがき

この笑顔の4時間後にはウソのように負けて・・・

 私以外20代の7人は合流するタイミングや会ったことがある回数等様々でしたが仲良くしてくれてありがとうございました!

試合結果としては残念ながら負けてしまいましたが、それは勝負事なので仕方ありません。
勝者がいれば当然敗者がいるわけで。
ただ、エンターテインメントのイベントとしてはこれ以上はないんじゃなかと言うぐらい楽しかったですね!
イスタンブールと言う地も個人的な趣味では選ばない国・都市だったのでそれはそれで価値がありました!
来年の決勝、ウェンブリーに行けることになれば迷わず行くでしょう(笑)

それでは次回もUCL決勝でお会いしましょう!
(完)

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