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LoL Worlds 2023 準決勝に向けてのメタ考察 TOP JG MID編

 皆様こんばんは。Kubocciです。Worlds楽しんでいますでしょうか。
 準々決勝では非常にインパクトのある試合が続きましたね。私としてはやはりGEN対BLGが強烈で、その日はあまり寝られませんでした。

 さて、本日は準々決勝の4戦で見えてきた、直近のメタについての考察をしていこうと思います。各チームが自分たちの持ち味を存分に出しており、面白い部分が多いです。楽しんでいただければ幸いです。

 なお、使用しているチャンピオン画像はLoL公式サイトよりお借りしています。リーグ・オブ・レジェンド (leagueoflegends.com)



スペシャリスト同士の熱い戦い TOPレーン

 現在残っている選手は、WBG-TheShy・BLG-Bin・WBG-369・T1-Zeus。
 いやはや、さすがのメンツである。各選手のすごさを存分に語っていきたいところだが、そんなことをしているといくら尺があっても足りないので割愛させていただく。

 今回の記事のメインとなるのは、BANPICKの主な方向性に関する考察だ。  得意チャンプ・メタチャンプ・ポケットピックなどについて触れていく。


 まずは準々決勝でマストBAN級になっていたピックについてだ。

準々決勝でBANが目立っていたチャンプ

 TheShy選手のランブルとナー、Bin選手のジャックス、Zeus選手のランブルがほとんどBANされていた。彼らにこのチャンピオンを渡してはいけないという証明だが、果たしてこの先、開くことはあるのだろうか。


 つづいて、メインとなってくるメタチャンプたちを紹介しよう。

主要となってくるメタチャンピオン

 主にピックされていたのがこの3体。エイトロックス、カ・サンテ、レネクトンだ。先に紹介したチャンピオンたちがいない中、どれも先出で安定して出せるピックとなっている。
 中でもパワーがあるように思えるのがエイトロックス。残った4選手、全員が得意としており、先にピック出来るかが勝敗を分ける可能性もある。
 ちなみにだが、レネクトンは準々決勝で4度ピックされており、すべて負けに終わっている。もしかすると今後出番はないかもしれない。


 最後は、登場率こそ低いものの活躍が期待できるチャンプたち。

活躍が期待できる3体

 準々決勝で出番のあったグラガスとジェイス、そして登場こそしなかったがポテンシャルのあるオーンは、今後出番があるだろう。ジェイスを使えるプレイヤーはおそらくZeus選手のみ。グラガスとオーンの2体は各選手出す可能性が十分にある。特に369選手はタンクを得意としているため、こうしたチャンプでチームを支えるという点ではナンバーワンだ。 


 ほかにもレネクトンに対するクインや、準決勝でも出番があったグウェン。オーンに匹敵するタンクのサイオンなどもピック候補で、まだまだ私たちを驚かせるようなピックが飛び出すかもしれない。
 エイトロックスに対する回答を各チームがどう出してくるのか、注目だ。



アグレッシブな選手の集い ジャングラー

 準決勝までコマを進めたジャングラーたちは、軒並みアグレッシブさを見せてくれている。WBG-WeiWei・BLG-Xun・JDG-Kanavi・T1-Onerとこちらもそうそうたるメンツだ。そうした選手たちが使いこなしているチャンプがメタに上がってきていたのでまとめていく。


現環境最強候補のジャーヴァンⅣ

 マストBANになる可能性が高いのがジャーヴァンⅣだ。準々決勝では、WBGとJDGが全試合でBAN、BLGが全試合ピック、T1が1戦を除いてBANと、TierGODと言わざるを得ない状態である。もしオープンされたなら、ファーストピックの候補にも挙がるだろう。


TierAクラスの3チャンプ

 ピック筆頭となってくるのがこちらの3体。レル、ヴァイ、マオカイだ。フレックスで有力なレル、キャッチ性能の高いヴァイ、拒否性能の高いマオカイと、構成に合わせて優先度が変わってくる。BANPICK全体にも強い影響を及ぼすため、各チームの思惑がジャングラーを通して見ることができる。


特にBANPICKの方向性を決める2体

 BANPICKに大きな影響を与えてくるのが、ポッピーとセジュアニの2体。メレーとのコンボピックが強力で、ミッドのヨネ、サイラス、アカリ、ジェイスなどとの組み合わせが考えられるセジュアニ。フレックス性能に加え、ブリンク封殺などのスキルで、特定のチャンピオンに強く出せるポッピー。どちらもBANPICK登場率が高く、今後も注目が集まるチャンピオンだ。


 準々決勝でピックされていた残りのチャンプは、リー・シン、ヴィエゴ、ウーコンの3体のみだった。これらはどれもキャリー力のあるチャンピオンで、ジャングラーに自信があるチームなら積極的に採用できる。特に注目なのはJDG-Kanavi選手。準々決勝では4戦でレル、ヴァイ、ウーコン、リー・シンと性質の異なるチャンプで素晴らしい活躍を見せてくれていた。対するT1-Oner選手とのジャングル対決は今年一の駆け引きが期待できるだろう。



歴戦の名手たちが出揃う MIDレーン

 比較的高い年齢層となったのが今大会のMIDレーン。
 WBG-Xiaohu・BLG-Yagao・JDG-Knight・T1-Fakerとすでに名前が広く知られている選手ばかりだ。その平均年齢はなんと25歳。LoLの競技シーンでは決して若くないが、まだまだ輝きを見せている各選手の働きに驚きを隠せない。選手についてとことん語りたいところだが、BANPICKに移っていく。


Tier S 今大会のMIDレーンの象徴

 そのMIDレーンだが、今大会では最もメタが固まっているロールとなっている。メインで登場するのがニーコ、アジール、オリアナだ。どれもレーン戦・集団戦ともに強いメイジの代表格で、対面になった場合は純粋なスキルマッチアップになる。
 勝ち上がった選手たちが準々決勝でこの3体をピックしたのは15戦中13戦となっており、ここから2体BANされるか奇策に出るかしない限り、ほかのチャンピオンに出番はないだろう。


メイジ以外をピックするならこの3体

 そのメイジたちに対抗できるアサシンがこの3体だ。サイラス、アカリ、ヨネ。それぞれ機動力のあるメレーチャンプで、セジュアニとの相性がいい。準々決勝で敗退したChovy選手が特に得意としていたが、残っている選手たちも存分に使いこなせるだろう。
 MIDキャリーにするプランを組むなら欠かせないピックになってくる。チームが窮地に陥れば出てくる確率は高い。

 MIDレーンでほかに紹介できるチャンピオンを探してみたが、めぼしいところはジェイスとアーリぐらいだった。シンドラやタリヤもいるがどんどんTierが下がっている印象があり、ここから先は出番がないように思える。
 ヴェックスやリサンドラも一度は出ているが、上位チームがここまで採用していないことから有力ではないと言えるだろう。



 以上、準決勝へのBANPICK考察 TOP・JG・MID編でした。いかがでしたでしょうか。特にTOPレーンのBANPICKの駆け引きは注目ですね。
 BOT・SUP編は土曜日に投稿予定となっておりますのでそちらも楽しみにしていただければ幸いです。

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 それではまたの機会に。

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