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Web記事の完読率は「10%」! 完読を目指すWebライターの”必読書3選”
雑誌などの紙媒体は、お金を払って購入し、時間があるときに"じっくり"読むもの。一方web記事は、スマホの小さな画面で”ながら"見るもの。
私たちも、一旦ページを開いたものの、そっとブラウザを閉じることがありますね。だからこそ、web記事の完読率はたった「10%」なんです。
良い記事とは、完読される記事のこと。
Webライティングを始めた人が、完読を目指すために。
まずは、下記3点が重要です。
①シンプルな文章
文章の書き方をテーマにした”本100冊”の内容がまとまった良書。多くのプロが大切にしているルールを順位づけ、解説しています。
プロの文章こそ、シンプルで分かりやすい。
1文の長さを60文字以下にする、ワンセンテンス・ワンメッセージなど、ライターを目指さなくとも、ビジネス文書などで活かせる基礎が書かれています。
②しっかりとした構成
文を書き始める前に、構成を考えます。
誰に何を言いたいのか、テーマは何なのか。
私は、太い幹を通すイメージをいつも持っています。
“結論ファースト”など、構成の型は多くあるため、型通りにあてはめることも大切です。
そして根本的に、ロジカルシンキングも必要だと考えます。
マッキンゼー式問題解決方法が、図解も多く分かりやすくまとめられているベストセラー本。
どちらかというと右脳型の私。ライティングには左脳も必要なため、ロジカルでいることは常に意識しています。
③目を惹くタイトルとリード文
せっかく良い記事を書いても、タイトルに惹かれなかったら、導入のリード文に魅力がなかったら、その先は”一生”読まれることはありません。
筆者は、ハリウッドで成功した脚本家。
売れる映画の脚本の法則、そして最高のログライン(ストーリーを1行で要約したもの)の法則が実践的に書いてあります。
映画のログラインも、Web記事のタイトルも、そこを読めば内容が分かり、自分以外の”他人”をワクワクさせて、続きを読ませるもの。
実際、”最高の一行”を書ける人は、良質な文章も書けます。
要約という観点では、私はflierも利用しています。
ビジネス書をプロのライターが要約したサービスです。明瞭完結にまとまった文に多く触れる事でも、要約力は高まっていきます。
良い記事とは読者の心をうつ記事、と思うかもしれません。ただしそれは、基礎が整ってからのお話。
まずは、完読を目指しましょう!
私も修行中の身。頑張ります。