【アカウントが削除された時の対処法】
【アカウントが削除された時の対処法】
突然、予告もなく原因もわからず強制削除された
Facebookアカウント。
こうしたことが皆さまの身に起こらないに越したことはないのですが、万が一起こってしまった際の対処法を、今回の経験から書き残しておこうと思います
周りに同様の被害にあった方がいらっしゃったり、皆さまの何かの参考になさってくだされば嬉しいです
まず初めに、対処するにあたって大きく二つの分類があります。
ひとつは、【内面・精神的ダメージのケア】
もうひとつは【解決に向かう具体的アクション】です
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① 内面・精神的ダメージのケア
突然の出来事にショックを受けると共に、これまで育んできたたくさんの人との関わりや繋がり・想い出がが無くなってしまった喪失感や悲しさが襲ってきますが
これは人間関係が切れてしまったわけではなく、連絡手段、コミュニケーションに必要なインフラが無くなっただけのことです。時間はかかりますが、具体的なアクションで取り戻すことが出来るので過度に落ち込んだりする必要はありません
これまで投稿してきた写真や文章など、大切な想い出にアクセスできない悲しさはありますが、多くの写真はスマホやクラウドに残っていて、その気になれば遡って見つけることが出来ます。一緒に過ごした知人がデータを残してくれている場合もあります
まずは何から始めたらよいかわからない喪失感を少しずつ埋めて、これまでの人との関わり・繋がりを取り戻すために、次の具体的アクションに移っていきます。
繋がりを少しずつ取り戻していくことで、心の中にぽっかり空いた穴が、少しずつ埋まっていくのを感じることが出来ます
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② 解決に向かう具体的アクション
まずは、Facebookに限らず、現代は複数のSNSや連絡手段でやり取りをされていると思いますので、使用している手段や、連絡先のわかるものを書き出してみます。久保の場合は
【連絡手段】
・インスタグラムDM
・LINE
・Messenger (メッセンジャーはFacebookと連動して、消失しました)
・WhatsApp (海外の方が中心)
・E-mail
・SMS(ショートメール)
・電話帳(連絡先リスト)
【店舗や会社で使用しているサービス・連絡先リスト】
・Base ネットショップの購入履歴や問い合わせメール
・Google ビジネスアカウントの問い合わせメール
・アトリエワインバーの予約表・スマレジ会員リスト
・これまで交換した名刺
・コルク提供者の店舗マップ、添えられていたお手紙
次に、繋がっていた方々の関係性(ビジネス・友人など)を書き出していきます
・ビジネス 仕入れ等 取引先
・ビジネス ワイン顧客 ワインバー顧客 コルクアート顧客
・知人 友人
・国内外のワイン生産者 オーナー 販売 営業担当者
・食事先でご挨拶したシェフやソムリエ・支配人
・お店にいらしてくれたり、イベントで知り合った方々
・実際にはお会いしていないが、紹介やDMきっかけで繋がった方々
後半の方は顔と名前が一致しない方々もたくさんいたかと思いますが、ご自身の生活で重要な関わりの方からで良いと思いますので
Facebookやメッセンジャー以外での連絡先があれば、状況を連絡していきます
この時、文面は毎回ひとりひとり打っていくと時間がかかってしまうので
事情を端的に説明する短い文章を定型で作り、コピー&ペーストで事務的に送っていきます
送った際に親切な方は、「〇〇さんにも伝えておきますね」と言ってくれたりします。関係が近く共通の知り合いが多い方でしたら、「お手数ですが〇〇さんにも伝えておいてください」
と伝えるとスムースかもしれません
今回もFacebookで僕の新しいアカウントをシェアしてくださった方々がいらっしゃって、とても助かりました。
とくにビジネス利用の場面では、返事がないことや約束の連絡が出来ないことが、後の面倒や誤解を生み出しかねないため、迅速な復旧対応が望まれます
これをご自身の人間関係の優先度に従って順番に進めていくと、少しずつ繋がりが戻ってくることと思います
共通の知人にも認識されると「そんなことがあったんですね、大変でしたね」と理解が生まれるようになり、新しいアカウントに移行したばかりは、なりすましのように思われてしまうのですが、徐々に関係を取り戻すことが出来ます
僕の場合では、おそらく消失前1800人くらい繋がっていた中で、まずは日本の方からスタートし、500人の繋がりを取り戻すことが出来ました(8/29現在)
繋がりの中には、もしかしたらFacebookを滅多に開かなかったり、現在は利用をやめてしまっている方もいるでしょうし、
数年前に一度お会いしてご挨拶しただけで、こちらのことをもう覚えていない方もいらっしゃるでしょうし
悪く言えば、もう彼とは繋がりたくないな...という方がいてもおかしくありません
また、著名な方ではFacebook友達が上限の5000人に達していて、リクエストが出来ない状態になっている方もいらっしゃいます
毎日たくさんのリクエストが来て、煩わしくスルーしている方々もたくさんいらっしゃるかと思います
気を付けたいのは(これはアカウント消失前からよくあったことですが)詐欺や迷惑系の謎のリクエストもまぎれてきますので、
本当に顔と名前の分かる方のみ繋がっていくことです。友達やフォロワーが減ってしまった喪失感から、知らない人にリクエストを送ったりすることもお勧めしません(しないと思いますが笑)
苗字は分かるけれども、下の名前が分からない、また漢字や読み方が分からない、海外の方はフルネームやスペルが分からない、
というケースもたくさんあります。同姓同名で、友達リクエストを間違えて送ってしまうケースにも注意が必要です。こうした場合にも、共通の知人が表示されることが大切になります。
喪失感にとらわれて関係回復を焦らず、必要な人とはまた必要なタイミングで再会できる、そのくらいの余裕をもった心持ちも大切かも知れません。
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ということで、長くなりましたが
突然、予告もなく原因もわからず強制削除されたFacebookアカウント。
こうしたことが皆さまの身に起こらないに越したことはないのですが、万が一起こってしまった際の対処法を、今回の経験から書き残しておこうと思いました。
周りに同様の被害にあった方がいらっしゃったり、皆さまの何かの参考になさってくだされば嬉しいです
起こってしまったことは悲しいのですが、一方Facebookがなければ僕のコルクアート活動もこれほど広がることはなかったと思いますし、Facebookというサービスには感謝がありますのでこれからも利用していこうと思っています
再び繋がってくださった皆さま、ありがとうございます。
新しいFacebookアカウントはこちらです
久保友則(Cork Artist)
(1) Facebook
念のため、noteの記事にも転載しておこうと思います。