Vo.1 会社法が変わったけど、つまりどういうこと?
こんばんは。なんかガバナンスって固いイメージないですか?
わたしはあった。(今でもちょっとある)
でも、毎日のように日経新聞では「社外取締役」「ガバナンス」と難しそうな言葉でいっぱい。
最近のトレンドなんだろうけど、よくわからないからな〜って方向けに、社会人1年目の方でもなんかわかったかも!となれるざっくり記事です。
Vol.1会社法が変ったけど、つまりどういうこと?
▼法務省によると…
こういう時は省庁の情報が一番正しいぞっ!ってことで、見に行きました。法務省のHP。見つけました。概要資料。
やばいやばい、文字ばっかで読む気なくなる…。かと思ったら今度は資料がカラフルすぎて、何が大事かわかんない…。ってことでサマリます。
▼会社法改正内容のポイント
今回の改正は大きく7つ!
①株主総会で使う資料は電子化して簡単に見れるようにしてね!
②株主が株主総会で提案できるアジェンダは10個までに制限していいよ!
③取締役の報酬は決定プロセスや結果をもっとオープンに情報開示してね!
④取締役が株主から訴えられた時の、費用や賠償金を会社のお金で負担できるように、その手続きや費用の範囲をちゃんと決められるようになるよ!
⑤上場会社等で社外取締役の設置はマストだよ!
⑥社債の管理が楽にできるようサポートできる人ならお任せしてもいいよ!
⑦子会社化が簡単にできるように子会社化のやり方増やすよ!
細かいことは全部すっ飛ばすけど、逆になんでそうなるの?
もっと細かいこと知りたい~ってなりませんか?w
法律関係って正しい内容を網羅的に伝える記事が多いので、あえてのゆるふわ記事にしてますが、その先はちゃんと自分でも調べよう!w
▼なんで変わるんだ?
これまたざっくり、コーポレートガバナンスの強化!です。
「コーポレートガバナンスの強化」とか言われても…。横文字よくわかんないよー。となりますが、ちゃんと株主目線で健全な経営しようぜ!ということです。
そもそも会社って、「株主」のものなので、社長とか役員の好き勝手にしていいものではないんですよね。
よく「所有と経営の分離」って言われるやつです。
会社は株主のものだけど、経営のプロじゃないから、経営は社長とかにお任せするんです。
でも、経営しているとつい株主のものだーって忘れちゃって、
わざと自分の有利になるようにしちゃったり(ゴーンさんとか)
自分の評価や会社の評価ばっかり気にしちゃったり(昔あった東芝の不正会計とか)そんなこともあるんです。
また、そういったマイナス面を無くすだけでなく、今後のよりよい経営戦略として「SDGs※」や「ESG※」へ注目されていたりするんですね。
さらに、社外取締役入れたら業績改善につながってたり※と、やっぱ健全な経営って大事だよね。政府としても後押しするよ!ということです。
※細かいことはまた別の機会に
▼もし社外取締役をお探しなら
社外取締役設置義務化!とはいえ、すでに社外取締役設置率は99.9%です。(東証一部なら)
なので、会社法が変わったからといって、社外取締役探しにあたふたしてますということではないと思いますが
これまた別の視点で必要な理由もでてきているので、もしお探してあればぜひご相談くださいませ。
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