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高校時代から付き合っている心配性の彼女の笑顔に僕は魅了されている

〇:好きです!!付き合ってください!!!

僕にとって初めての告白

その相手が今の彼女である井上和だ

結果は成功

まさかの成功に当時の僕は飛び跳ねて喜んだ

和はいつも綺麗で優しい本当に僕には勿体ない彼女だ

頭もよし、顔も可愛い、運動神経もよし、性格も優しい、本当に僕にはもったいない彼女だ

そんな和と付き合い初めてすぐの頃、僕に聞いてきたことがあった


和:……ねぇ、〇〇

〇:何?

和:あのさ、私と付き合ったこと後悔してない?

〇:え?なんで?

僕は純粋に疑問だなと感じて質問で返した

和:別に理由は無い……ただ気になっただけ

前の席に座って僕の方に体を向けながら話す和

ちょっと不安そうな顔してるのがわかった

〇:そうだな……僕は後悔なんてしてないよ?

和:そっか

〇:うん、当たり前でしょ?

和:嬉しい

僕が微笑むと和も安心した様子で微笑んだ



それから月日が経ち僕と和は一緒に同棲をしていた

今日は休日だ

なのでいつもだと仕事に行っている9時半に起きてゆっくりと朝ごはんを用意して和を起こす

そういつも和は僕が起こさいなといけない

和から起きたり、僕を起こしたりすることはほぼない

本当にない

まぁ可愛いし好きだからなんでもいいんだけどね

そんなことを考えながら寝室に着くと和が可愛らしい顔で眠っていた


〇:かわいい寝顔だな……

気づいたら僕は和の眠っている頬を触っていた

すると和が体を少し動かす

和:う…うぅ……ちょっと

突然目を見開きこちらを睨む和

そんな和も僕は可愛く見えた

和:うぅん……おはよう

目を掻きながらいう和

〇:いつもみたいにやっぱり和はよく眠るね

和:やめてよっ

和が少し微笑みながら言った

〇:じゃ朝ごはん食べる?

和:うん!

僕がそういうと僕に向けて腕を伸ばしてくる

和:……

〇:……はいはい

僕が仕方なくその腕を掴んで起こしてあげる

和:ありがとう

ニコッと笑う和そんな顔を見たら何でもしたくなってしまう……

ずるいなぁ

僕は和を椅子に座らせキッチンで作った朝ごはんを食卓に並べる



和:ありがとう

〇:はい、どういたしまして

和:いただきます!!

〇:いただきます!

僕はいつも和の向かいの席に座る

なんでかって?

それは……和の顔が見えるから

僕が作った朝ごはんを和が嬉しそうに食べる姿が僕はたまらなく好きだった

自分の分を食べるのを忘れたりする日もある

いつものように和を見ていると和が熱そうに味噌汁を飲もうとしていた


和:あつっ

〇:フーフーしてあげようか?

僕がふざけて言うとこちらを睨んでくる

〇:冗談だよ

僕がそういうと和は少し微笑んで味噌汁を飲んだ

僕はそんな微笑んでる和を見て改めて和じゃないといけないなと思った



ご飯を食べ終わり和に僕が聞く

〇:ねぇ、どこか行く?

和:えぇーそういう気分じゃない……

〇:じゃ家でゆっくりする?

和:うん!そうするー!!

和がそう言いながら微笑む

そんな和を僕は愛しく思った

〇:映画観る?

和:何があるの?

〇:えーとアニメ映画だけかな……

和:ちょっと見せて!

和は目を輝かせて映画の一覧を見る

本当にアニメが好きなんだなぁ…

僕はその最中も和を見ている

和:これっ!見るっ!

和が子供のような笑顔で言う

〇:わかったわかった

僕はそう言いながら和からDVDを受け取りディスクに入れる

すると和は冷蔵庫に小走りで向かい、飲み物と冷蔵庫の近くに置いてあったお菓子を持ってソファに座る

思わず微笑んでしまう


和:ほら!〇〇も!座って!!見るよ!!

隣をスペースを叩いて僕を早く座ってと急かす

〇:はいはい今行くよ

僕はまた可愛いなぁと思いながら隣に座ってリモコンで再生ボタンを押した

そうして2時間ほどの映画を見た



和:面白かったね!!

〇:だね

嘘をついた、映画じゃなくて和を見ていたから

和はニコニコして、僕に顔を向けた

すると、和の左頬にお菓子の欠片が着いていた

〇:和

和:何?

〇:ついてるよ

僕は左頬からお菓子の欠片を取って食べる

すると和は頬を赤くする

和:むぅ……ずるい

睨んでるつもりなのかもしれないが上目遣いになってることもあり、可愛く見える

本当に和はどんな顔でも可愛いな……

和:……でも、面白かったなーなんかこういうのもいいね!

少し照れながら微笑む

〇:そうだね

僕も笑ってそういう

和:……わたしのこと好き?

和は心配性だから、定期的にそう聞いてくる

〇:大好き

和:えへへへ、手繋いで!

〇:はいはい

ずっとこんな日が続けばいい

和:そういえば、今日記念日だよ!

〇:忘れてないよ

和:本当にぃー?

少し疑って聴いてきた

本当だ

プレゼントも買った

〇:ちょっとまってて

和:え!プレゼントあるの……?



僕は四角い箱の中からペンダントを取り出す

〇:はい!

和:わぁーー!嬉しい!!

万遍な笑みな和

僕はそんな和を見て安堵する

〇:良かったぁ

和:嬉しいんだけどさ……

〇:えっ、どうしたの?ちょっと気に入らなかった?

今さっきあった安堵した気持ちはもうどこかへ行ってしまっていた

和:あーいやいや、私がプレゼント忘れちゃってさぁ……

ものすごく気まづそうに言う和

あーなるほど、だから驚いてたんだ

〇:全然、大丈夫だよ

和:いや!せめて今日は私が料理を作るから!

〇:えー嬉しい!

和:上手く作れるか分からないけど……

そうやってまた心配していた



時間が経ち夕食の時間となった

和:よし!作る!!

ソファを突然立ち上がり気合いを入れる和

両手をぎゅっと拳にしている

〇:頑張れぇ!

和:えーっと何作ろっか

〇:料理作ったことは……?

和は今まで料理を作った所を見たことあるのは高校時代の家庭科の時間の時だけだ

しかもその時もほぼ作るのには手を出さず盛り付けをやってたような気がする


和:お母さんのお手伝いしてたよ!

指をグッとしながら和は言う

〇:お、おう……

和:じゃあ適当に作っとくから!

そう言って僕をリビングに置いてキッチンへ向かった



作ってる途中、どうしたらいいの?!とかえー大丈夫かなぁとか独り言言ってて可愛かった

和:で、きた…

和は少し心許せない様子で出来た料理を見つめながら僕の元へ持ってきた

〇:いただきまーす

僕はそんな和を置いて1人食べ始める

和:えーと大丈夫かな?

心配そうに見てくる和

少し味わって食べる

〇:うん!美味しいよ!!

和:ほんとに?!

パァっと笑顔になる

〇:いいお嫁さんになれるよ

和:やったぁ!!

笑顔が可愛くて、ずっと見れてしまう

僕は和の頭を撫でた

〇:可愛いなぁ

思わず僕も微笑んでしまう

和:ちょっと

頬を赤くする

〇:あはは

僕は照れてる和を見ながらご飯を食べた

和:〇〇だってかっこいいし

〇:あ…ありがと

不意にそんなこと言ってくれるもんだから、僕も照れた

和:照れてる!

〇:和だって顔赤いくせに

2人で笑った

あぁ……幸せだな、好きだなと感じた



お風呂入ったり洗濯とか洗い物を済ました後、僕と和は寝ようとしていた

和:ねぇ……

〇:ん?

和:今日も一緒に寝て……?

〇:はいはい

僕は優しく言う

和:やったぁ

和は小さい声で喜んだ

使ってない1つのベット、そろそろ捨ててしまおうかな

和は素早く布団へ潜った

そして目を合わせた


和:私と付き合って後悔してない?

〇:当たり前じゃん

学生時代からずっとしてるやり取り

やっぱり和は安心そうに笑った

和:ねぇねぇ

〇:なに

和が可愛くて思わず僕は笑顔になる

和:ぎゅーして

〇:はは、わかった

抱きしめた

ただただ

抱きしめた

和も抱き締め返してきた


和:一生離さないでねっ

〇:うん、一生離れないでね

和:あはっ

〇:何が面白かったの…

和:なんでもない

〇:愛してる

和:ひゃっ!

照れた顔を見て僕は目を閉じた

和:ちょっと、目を開けて

〇:んっ

キスされた

和:おやすみっ

イタズラに笑った

そして2人、眠った



朝起きても、まだ抱きしめ合っていた

和:おはよぉ

珍しく和の方が先に起きていた

今日は朝から好きって伝えよう

〇:好き

和:ふふ

〇:一生一緒にいようね

和:もーずるいっ

少し息を吸って僕の目を見た

和:私も、大好きっ!

僕と和はお互い笑顔になる

今日で休日は終わる

でも、また1週間くらい頑張ろうかな……

僕には心配させられない人が居るから






妄ツイ読んでくださりありがとうございます!!
今回は和です!!
そして、和!初センターであるおひとりさま天国発売記念!!
和3作品投稿、1作品目になっております!!
この作品は私が尊敬させていただいております、晩夏さんから譲ってくださった作品を元に僕が書かせていただいた作品になっております!!
本当にありがたいですね……
ありがとうございます!
それでは残り2作品の投稿を楽しみにしていただけると嬉しいです!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!

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