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妹といとこの2人が突然一人暮らししている俺の家にやってきたんだが!?

大きな仕事を終え、会社から1週間の大きな休みを貰った

仕事が終わったら直ぐに帰り、ここ最近お風呂さえもちゃんと入れてなかったのでゆっくり入って、出たらコンビニで買ってきたおつまみとビールを飲んで1人で楽しんだ

飲み終わったら片付けをして、ベッドに入って眠った

朝、俺はいつもの癖で早く起きてしまう


〇:ふぁー……眠い、こんな早く起きるつもり無かったんだけどなぁ……まぁ二度寝したら1日ダラダラする日になっちゃいそうだし、頑張って起きるか

俺はベットから出てリビングへ向かう



〇:さて朝は何食べようかなー

冷蔵庫を開けて中身を見ると、入っているのは調味料とお酒のみだった

〇:……マジかよ、はぁ……仕方ないコンビニにでも行くか

俺は冷蔵庫を閉め、外に出るため服を着替えて玄関へ向かう

すると、ドアの向こうから声が聞こえてきて、何か言い争いをしている様子だった



〇:なんだ?何かあったのか?

俺は少し面倒だなと思いながら仕方ないと思い玄関のドアを開ける

すると、そこには何か言いあっている俺の妹の茉央といとこの陽子がいた

そして、ドアを開けた瞬間視線が俺の方へ向けられる


茉:あっ!お兄ちゃん!!おはよう!!

陽:おはよう!〇兄!!

2人がさっきの言いあいが嘘のように笑顔で俺に話しかけてくる

〇:お、おう……お、おはよう……てかなんで2人がいるんだ?それに2人して何言い合ってたんだよ

茉:言い合いしてたのは陽ちゃんのせいなの!!

陽:なっ!ちょっとそれはおかしいでしょ!私のせいじゃなくて茉央ちゃんのせいだよ!!

2人がそれぞれに指をさして言う

言い合いしているのに呼び方は昔と変わらず陽ちゃんと茉央ちゃんで少し微笑ましく思える

だが、ここはマンションこれ以上外で言い合いされても周りの人に迷惑かけてしまうと思った俺はとりあえず家に中に入れることにした


〇:ここマンションだから外だと迷惑だから理由は部屋の中で教えてくれ、2人の話ちゃんと聞くからさ

茉:あ、確かに……ごめんなさい

陽:ごめんね〇兄

〇:別にいいよ、ほら入って

俺はとりあえず2人をリビングへ案内して椅子に座らせる



〇:よし、それじゃまず2人はなんで俺の家に来たんだ?

茉:それはねお母さんが教えてくれたの!

〇:母さんが?

茉:うん!お母さんがお兄ちゃん大きな仕事が終わって休みに入ったらしいから良かったらお兄ちゃんの家に遊びに行けばって!

陽:私もです、お母さんが〇兄の話を私に教えてくれて、久しぶりに会いたい!って思って

〇:母さんとおばさんが言ったのか……はぁ……母さんに連絡したのが……ってちょっと待て2人とも今高校生だろ?高校はどうした、今日平日だぞ?

茉:え、秋休みだけど……お兄ちゃんなかったん?

陽:私も秋休み!

〇:マジか、そんな季節か……社会人になって秋休みなんてないから忘れてたわ、よしそれじゃ来た理由はわかったじゃなんて2人は言い合ってたんだ?その理由を教えてくれ

茉:それはね!私1人でここに来たの!そしたら陽ちゃんも来てたの!それで、どっちがインターホン押すかってなったの

陽:そしたら茉央ちゃんが私の方が先に来たから押すって言い始めて、でも来たタイミングちょっと私の方が早かったの!だから私が押すって言ったらいや、私の方が早かったって言ったの!

茉:実際に私の方が早かったもん

陽:いいや!私!!

またヒートアップする2人、俺はその2人を止める

〇:2人の意見はわかったから言い合いはやめてくれ、てか理由が小さいすぎるもっと大きな理由かと思ってたわ、まぁなんか理由も2人ぽくていいなって思ったけどさ

2人は昔から本当に変わらないなと思いながら話す

〇:どっちが先にインターホンが押したとしても何も変わらない、それに2人とも本当は仲良いんだから言い合いなんてせず仲良くインターホンを押してくれたら俺は嬉しかったよ

俺が言い終わると2人が申し訳なさそうな表情を見せる

茉:わかった……今度からはそうする

陽:2人で仲良く押すようにするよ

〇:おう、2人がわかってくれたなら良かったよ!

俺は2人の言い合いが綺麗に終わり安堵する

すると、新たな気になることが頭の中に浮かぶ

〇:あ、そういえば2人は今日の何時に帰るんだ?電車の時間とか教えてくれたら駅まで近いけど車で送っていくぞ

俺が2人に言うと、2人は何故かえ?って言う顔をする

〇:うん?どうしたんだ?まだ決めてなかったのか?

茉:あ、いや……今週の日曜までいるつもりだよ?

陽:うん私も

〇:……え、マジで?

茉&陽:うん!!

2人が満面な笑みで言う

さっきまで言い合いしてたのが嘘のようだ……

〇:それじゃもしかしてだけど……ここに泊まるってことか?

茉&陽:そうだよ!!

2人がまた息が合う

〇:マジか……はぁ、まぁでも来ちゃったんだもんなそれに会いたいって思ってくれたのは素直に嬉しいし、仕方ない今回だけ特別だからな

俺は諦めて泊まることを了承する

陽:嬉しい!!ありがとう〇兄

茉:やったー!!ありがとう!お兄ちゃん!!

〇:別にいいさ、あでも服とかどうするんだ、そんな小さい荷物じゃ服とか入ってないだろ

茉:お金は夏休み中に貯めたから気にしないで!

陽:わ、わたしも!!

〇:いや別にお金はいいよ俺だって一応稼いでるし、せっかく夏休みを使って貯めたお金なんだから使うな

茉:え、いいの!?

〇:おぉ、最近2人には会えてないしせっかく逢いに来てくれたんだから買わせてくれよ

茉:やったー!

陽:嬉しいー!!

〇:それじゃ今から服屋にでも行くか?それとなんか出かけたいところとかあったら教えてくれ連れて行ってあげるからさ

陽:ほんと!?

茉:それなら私カフェ行きたいかも!

〇:おぉいいな、近くに行きつけあるから行こっか

茉:ほんま!やった!!

〇:陽子はどうする?

陽:私はみんなでゲームとかしたい!

〇:おぉゲームか!いいな!それじゃ服屋行ってカフェで……グゥ〜

予定を話しているとお腹の虫がなり、朝ごはんを食べようとしていたことを思い出す

〇:あ、そういえば朝ごはんとか何も食ってないんだよ

茉:え、そうだったんだ

〇:うん、だからすまないけどカフェに行ってから服屋でもいいか?

茉:私は全然いいよ!

陽:私も!

〇:よし!それじゃまずカフェ行ってちょっと食べたりして服屋に行って服を買って帰ってきてゲーム!でとりあえず今日はいいかな?

茉:うん!!

陽:OK!わかった!!

〇:よしそれじゃみんなで家出るぞー

茉:うん!

陽:おぉー!

3人で笑顔で家を出て、俺の運転でカフェへ向かった



カフェに着いたら俺はマスターに挨拶した

なんだかんだ最近忙しくて来れてなくて着たかったのでちょうど良かったなと思った

それからメニューをマスターに頼み、持ってきた商品を食べたり飲んだりした

俺はいつも飲んでいるブラックコーヒーとサンドイッチを食べた


〇:このコーヒーめっちゃ美味い!やっぱりマスターのコーヒーは1番だな

陽:へぇそうなんだ、やっぱりブラックをこうやって飲める人ってかっこいいって思っちゃう

茉:私もいつか飲めるようになってお兄ちゃんと一緒に飲みたいなー

〇:ふふ、全然いいぞ飲めるようになったら教えてくれ、この店が1番美味しいけど他にも色々お店知ってるから教える

俺がそんなことを言っていると、茉央と陽子のキャラメルラテと抹茶ラテがやってきて2人でお互いに少しあげて両方の味を楽しんだりして飲んでいった

飲んだあと、お会計を済ませまた来ますと一言マスターに言いお店を出た

それから服屋に車で向かった



服屋に着くと茉央と陽子のテンションは爆上がりしていき、可愛い服を見つける度に俺の元へ服を見せに見せにきた

茉:ねぇねぇ、お兄ちゃんこれどうかな!

〇:おぉその服めっちゃ似合いそうだな!

茉:えへへそうかな〜!

陽:ねぇねぇ!これはどう!!

〇:おぉ!これはまためっちゃ似合ってるな!!

陽:えへへやった!嬉しい!!

2人が嬉しそうに笑って服をまた探しに行く

それから数時間服屋で服を選び結局2人が気になったもの全てを購入した

お会計を済ませると2人からありがとうを言われお店を出た

そして、家に帰り陽子がやりたいと言っていたゲームを3人で行った



〇:うぉっ!2人ともゲーム上手いな全然勝てる気がしない……

今やっているのはマリオカ〇トだ

俺は上手くなく今5位である

もちろん俺たち3人以外はコンピューターである

陽子と茉央が上手すぎて2人がぶっちぎりに走っており1位と2位を争っている

陽:あ!緑甲羅きた!当たれ!

茉:なっ!最悪当たった……やばい!陽ちゃんに抜かれた!

陽:ふふっこれは勝たせてもらうよ!!

茉:いや!絶対負けない!!

少しリードした陽子その少し後ろに走る茉央

最後の直線になり2人ともスピードを出して走る

勝者は……陽子だった

陽:やったー!勝った!

茉:うわぁ……あの緑甲羅さえ当たらなければいけたのにー……

本気で悔しがる茉央

そんな二人を見て微笑ましくなる

〇:まぁまぁ二人とも早くて俺なんて全然勝てそうになかったよ、ほら次のゲームしよ、次はパーティゲームとかどう?

茉:やりたい!!

陽:私も!!

俺はカセットを返って新しいゲームであるパーティゲームを始める

それからは協力する時間が増え楽しくワイワイしながら時が過ぎていった

ゲームを終えると時間がいい時間だったのでスーパーへ3人で行き買い物をした

買ったものは茉央と陽子が好きな少し高いマグロの刺身を買ってきて、みんなでご飯にのせて食べ始めた



〇:それじゃいただきます!

茉:いただきます!!

陽:いただきますっ!!

パクッとみんなで1口目を食べる

〇:美味これ……

茉:うん!これはうまいおき!!

茉央が可愛らしくやる

〇:ふふそれ久しぶりに見たな

茉:美味しすぎて出ちゃった、お兄ちゃんはどうだった?

陽:これめっちゃ美味しい!!幸せ〜!!

〇:それなら良かったよ

それから俺たちは楽しく話しながら夕飯を食べた

食べ終わると3人で片付けをしてそれぞれ順番にお風呂へ入った

お風呂を出て、寝るためにどうするかと聞いたら2人がまっすぐ俺の目を見て一緒に寝たいと言われ、最初断ろうとしたがたまにはいいかと思った

俺はベットだと狭いと考えて家に置いてあった布団を出して、みんなで川の字で寝ることにした

ベットを出し終わり、電気を消して布団に入る

順番は何故か俺が真ん中となった

俺は寝ようと目を瞑っていると右隣にいる陽子が小さい声で話しかけてくる



陽:……〇兄起きてる?

〇:……うん、起きてるよ?どうしたの?

陽:……あのさ今日はありがとうって伝えたくて

〇:え、なんで?ありがとうなんていらないよ

陽:だって……私本当の妹じゃなくていとこなのにものすごく優しくしてくれて嬉しかったの……それに陽子って呼んでくれて、覚えくれてたんだってものすごく嬉しかったの

陽子と呼ぶようになったには理由がある

それは陽子は一人っ子で親が忙しくて一人ぼっちなことが多かった、だから年齢が近い俺や茉央と一緒に会って遊ぶ事が多かった

そんな中で陽子は俺に私のことを本当の妹にして!って行ってきてその時茉央みたいに陽子って呼んで欲しい!って言われたのがきっかけだった

それから陽子は俺の事を〇兄と呼ぶようにもなった


〇:ふふ、当たりじゃん俺からしたら2人とも大切な妹なんだから

陽:〇兄……ありがとう、日曜まで色々と迷惑かけるかもしれないけどよろしくね?

〇:うん、よろしく

陽:それじゃおやすみ……〇兄

〇:おう、おやすみ陽子

俺は陽子におやすみと伝え目を瞑る

だが何故か今日はあまり寝付けが悪く眠れないなぁと思っていると今度は左隣の茉央から話しかけられる



茉:……お兄ちゃん起きてる?

〇:……うん?どうした茉央

茉:突然来たのに泊まらせてくれて服とかも買ってくれて……なんか久しぶりにお兄ちゃんと沢山話して楽しかった、本当にありがとう

〇:そんなことか全然いいってだって当たり前だろ?俺は茉央と陽子のお兄ちゃんなんだからな

茉:ふふっ、これから日曜まで迷惑かけちゃうかもしれないけどよろしくね

〇:おう、わかったよろしくな

茉:それじゃおやすみ

〇:あぁおやすみ

俺は茉央と話し終わった後目をまた瞑った

すると今度はちゃんと寝れて目を覚ましたら朝になっていた

それから日曜まで俺と茉央、陽子の3人で暮らして色んなところに行って遊んだ

ものすごく楽しくてなんだかんだ最高の休みになったと思った

そして、日曜の昼間に2人を車に乗せて駅まで送って2人を帰らせた

その次の日から俺は2人から貰った元気と思い出を胸に仕事を今までより、頑張って行こうと思いながら会社へ出勤した











妄ツイ読んでくださりありがとうございます!!
毎日投稿7日目!!(今日も遅れてすいません!)
今回は下克上ず。さんの企画参加作品できっきとしょげこのWヒロインで書きました!!
どうだったでしょうか!!
関西弁は無理なので標準語で書かせていただきました(すんません)
少しでも面白いと思ってくださっていると幸いです!!
特にしょげこは書いたのが2回目なので心配です笑
明日の投稿ですがMoonさんの企画参加作品を投稿する予定です!!
ヒロインは未定です!お楽しみに!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!

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