転校生が来て俺を取られると焦る彼女が可愛すぎるんだが……
俺には幼なじみの彼女がいる
名前は岩本蓮加
めっちゃ可愛い自慢の彼女だ
幼なじみということもありなかなか告白することは出来なかったが、勇気を振り絞って告白したらまさかの成功した
まさか成功するとは思っていなかったのでびっくりしたことを今でも覚えている
俺たちは高校生であり毎日一緒に登校している
今日も一緒に登校するために俺は蓮加の家へ向かった
蓮加の家に着きインターホンを鳴らした
すると蓮加のお母さんが出てくる
蓮母:〇〇くんごめんなさいね、あの子ったらまだ支度が終わってなくて……蓮加〇〇くん来たわよ!早く支度終わらせて降りてきなさい!
〇:いや大丈夫です、俺は待つので
蓮母:本当に〇〇くん優しいわね、うちの蓮加には勿体ないぐらい
〇:そんなことないですよ、俺には蓮加しかいませんから
蓮母:ふふっ〇〇くん本当にありがとうね、これからもうちうちの蓮加よろしくね
〇:はい!任せてください!
俺がそう言うと蓮加が階段から降りてくる姿がドアの隙間から見える
蓮:ねぇーママ、ペンケースがないんだけどどこにあるか知ってる?
蓮母:え?知らないわよ、はぁ仕方わないわね、ちょっと〇〇くん待っててね
蓮加お母さんはそう言ってドアを閉める
少しした後、蓮加がやってくる
蓮:〇〇ごめん、待たせちゃって……
〇:いや全然いいよ
蓮:ありがとう、〇〇
〇:ペンケース見つかったの?
蓮:うん!見つかったよ!
〇:どこにあったの?
蓮:昨日リビングで勉強してたからリビングの机の上に置いてあった
〇:そうなんだ、まぁ見つかって良かったね、それじゃ高校へ行こっか
蓮:うん!!
俺と蓮加は一緒に高校へ向かった
高校へ着き教室に入るとみんながザワザワしていた
なんだろうと思っているとクラスメイトの梅澤が俺たちのところへ来る
梅:あ、蓮加、〇〇おはよう!
蓮:梅おっはー!どうしたのなんかザワザワしてるけど……
〇:梅澤おはよう、なんかあったのか?
梅:それが……なんか噂なんだけど転校生が来るみたいな話が上がってるんだよね
蓮:え!転校生!?
〇:それはそれは盛り上がるわけだ
梅:そうみんな男子は女子かな、可愛いかなって逆に女子は男子かなーイケメンかなーって話をしてる感じ
蓮:なるほどねーまぁ私には〇〇いるから男子でも女子でもいいや
〇:俺もだな、蓮加がいるからどっちでもいいや
梅:あーはいはい、イチャイチャしないで
〇:いやしてないよ、ただ俺達には関係ないって話
蓮:そうそう!!イチャイチャしてないよ!
蓮加がそういうと先生がやってくる
先:みんなおはよう、今日はみんなに新しい仲間ができます
みんなが話していた通り転校生が来ているようだ
クラスのみんなが盛り上がる
先:よし、それじゃ入っていいぞー
先生がそう言うと教室のドアを開けてやってくる
転校生は女性だった
名前は山下美月
綺麗な顔をしていた
先:えーとそれじゃ席は……お、〇〇の隣が空いてるな、よし、そこ席な
先生が俺の隣の席を指さす
そして、山下さんが俺の席の隣にやってくる
山:どうもはじめまして山下美月です、よろしくね
〇:よろしく、分からないところとかあったら聞いて
山:ありがとうー!〇〇くんって優しいんだね
〇:いや、別に優しいって言われるようなことはしてないよ
急に〇〇くん呼びで少しびっくりしながらも俺は普通に話す
山:えぇ〜そうかな?私は優しいって思うけど
〇:そうだよ、困っている人がいたら助けるのは当たり前でしょ?
山:ふふっ、そういうのが優しいっていうんだよ
山下さんは微笑みながら言った
すると、先生が話し始めて俺たちは真面目に話を聞いた
授業も始まり、学校によって授業の進み具合が違うので俺は山下さんに授業のやっているところを、教えたりしながら授業を受けた
転校生が女子でしかもめっちゃ美人な人でその上私の彼氏である〇〇の隣の席で私は少し焦っていた……
この展開よく少女漫画とかで見るやつじゃん!!
なんかすごいちゃんとしてる雰囲気してるし……
朝〇〇を待たせたり、その上ペンケースどこに置いたか忘れたりするような私とは全然違いそう……
このままもし、〇〇を取られたりする可能性も……
そ、そんなの嫌だ!!
〇〇の彼女は私なんだから!!
午前の授業を終えて、お昼休みになり私は〇〇の席へ向かおうとした
すると、〇〇と転校生の山下さんが仲良く話している
私は向かおうとしていた足を止める……
山:今日朝高校へ行くために歩いてたら子猫がいたの!可愛くない!?
山下さんが〇〇に スマホの画面を見せる
〇:確かに可愛い!
山:でしょ!!!
〇:あ、てかもうお昼休みだし、お昼食べないと
山:あ!そっか!〇〇は誰と食べるとか約束あるの?
〇:うん、あるよ彼女がいるから
山:えっ!?彼女いるの!?誰!教えて
〇:あぁいいけど……蓮加ー!来てー
私は〇〇に呼ばれて〇〇の席へ向かう
〇:俺の彼女、蓮加だ
山:えぇー!めっちゃ可愛いじゃん!
山下さんが私の顔を見て言う
私はやっぱり最初が大切だと思い伝える
蓮:山下さん、はじめまして〇〇の彼女である岩本蓮加です!〇〇は……絶対に渡しません!!
アニメとかだとドン!!という効果音が着きそうな勢いで私は言う
山下さんは少し戸惑いながら言う
山:え、えーとや、山下美月です、あの……なんか勘違いしてない?
蓮:いえ!私は勘違いしてないです!
〇:な、なぁ蓮加、なんか変だぞ?
蓮:私は変じゃない!てかお昼食べに行こ!!ね!!
私は〇〇の手を引っ張り屋上へ向かった
屋上に着き、私は〇〇の手を離した
〇:蓮加、本当にどうしたんだよ変だぞ?
蓮:私は変じゃない!た、ただ!私は〇〇の彼女だから!〇〇のことを狙う女子にちょっと強めに挨拶しただけ!!
私がそういうと〇〇は笑う
〇:あはは!!
蓮:ちょ!何笑ってるの!!私怒るよ!!
〇:ごめんごめん、思わず蓮加が可愛いなぁって思って、大丈夫だよ別に俺は取られたりしないよ
蓮:なんでそんなこと言い切れるの?私わかるの女の勘ってやつで山下さんは〇〇のことを狙ってるって!!
〇:山下さんには彼氏がいるから
蓮:……え?
〇:転校する前の高校にいるんだってさ、しかも俺たちと同じで幼なじみの
蓮:え!?そ、そうだったの!?
〇:うん、だから俺を狙おうとかしてないよ
蓮:そ、そうだったんだ……
私は恥ずかしくなって顔を赤くする
完全に私の早とちりだったんだ……
〇:てか、もし狙われても俺は蓮加以外の女性を好きになることは無いよ
蓮:〇〇……
〇:だってずっとずっと思い続けて勇気を振り絞って告白して成功して付き合ったんだよ?そんな彼女以外の女性を好きになるはずがないじゃん、例え死んでもまた生まれ変わって蓮加のこと好きになりたいって思うぐらい俺は蓮加のことが好きだよ
私は〇〇の言葉に涙を流す
蓮:そうだよね……ごめん、私勘違いしてた
〇:全然いいよ、逆に不安にさせちゃってごめん、どうせ蓮加のことだから朝待たせたり、ペンケースを置いた場所が分からなくてお母さんに聞くような私なんかよりとか、思って不安になったんだろ?
蓮:……うん
〇:俺はそういうところも含めて蓮加が好きだから、これからは不安にならないでくれよ
蓮:……わかった、私も〇〇のこと好きだから!!私も生まれ変わっても〇〇のこと好きになりたいぐらい好き!!
私は〇〇に抱きつく
〇:ふふ、よし、お昼食べる前に一緒に山下さんに謝りに行こ
蓮:そうだね!!ちゃんと謝らないと!!
私と〇〇は屋上から出て教室へ向かった
教室に蓮加と戻ると山下さんが梅澤と仲良くお昼を食べていた
〇:ほら、蓮加行ってきな
蓮:うん!行ってくる!!
山下さんが座っている席に向かう
蓮:山下さん!ちょっといいかな……
山:……どうしたの?
蓮:今さっきはごめんなさい!!
山:え?
蓮:1人で勘違いして強気な感じで当たっちゃって……〇〇のことを取られちゃうって思って……本当にごめんなさい!!
山:あ、いやいや!謝らなくて全然いいよ!!〇〇くんのことそんなだけ岩本さんが想ってるってことでしょ?いいことじゃん!!
蓮:山下さん……優しすぎる!!
山:ふふっ、あ!そうだ!私のこと山って呼んでよ!!
蓮:いいの!?
山:うん!
蓮:それじゃ私のことは蓮加って呼んで!
山:わかった!よろしくね蓮加!
蓮:うん!よろしく山!!
山下さんと蓮加が仲良く微笑む
俺はその姿を見て安堵した
山:〇〇くんも私のこと山って呼んでいいよ!
〇:え、いいの?
山:うん!だってもう梅にも呼んでもらってるもん!〇〇くんだけ仲間はずれは可哀想じゃん!
〇:梅って……梅澤のことか?
梅:そうでーす!さっき2人が屋上行ったあと話しかけたら楽しくて仲良くなったの!ね!山!
山:うん!!
〇:それじゃ山って呼ぶよ
山:OKー!!あ、そういえば2人ってもうお昼食べたの?
〇:まだ食べてないよ
山:それじゃ4人でここで食べようよ!
蓮:え!いいの!!
山:みんなで食べた方がいいでしょ!!
蓮:やったー!〇〇食べよ!!
〇:うん、そうだな
俺と蓮加は自分たちの席の椅子を持ってきて一緒に座ってお昼を食べる
今さっきの蓮加と山じゃ予想できないぐらい2人は仲良くなっていった
まぁ蓮加の一方的な勘違いだからそれもそっか
山はノリが良くて優しいからな
そんなことを思いながら4人で楽しく会話をしながらお昼を食べた
妄ツイ読んで下さりありがとうございます!!
今回は蓮加で書かせていただきました!!
蓮加はやっぱりいいですね!!
それに山がめっちゃ良い奴笑
こんなクラスで青春を謳歌したい笑
毎日投稿24日目!!
明日書くメンバーまだ決まってないです笑
最近決まってなくてすいません笑
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
質問でもなんでもいいです!
作品のリクエストもお待ちしております!
気軽に送ってきてください!
Twitterのフォロー、いいね、RTしてくださると嬉しいです!
noteのフォロー、そして作品のスキもしてくださると嬉しいです!
励みになります!
最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?