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同居している年上彼女の笑顔が可愛すぎるんだが……

俺には1歳上の彼女がいる

名前は田村真佑

いつもニコニコしていて、優しい彼女だ

俺はそんな真佑さんが大好きだ

この思いは誰にも負けるつもりは無い

まぁ恥ずかしくて真佑さんには伝えられてないけど……

高校の時に真佑さんとバイト先で出会いお互いに話していくにつれて好きになっていって2人で出かけることが増えていき、情けない話だが真佑さんから告白を受けてOKして付き合った

今俺は大学生で真佑さんと同じ大学へ行っている

大学生になったことで今は同棲している

真佑さんはたまーにおっちょこちょいな時がある

卵焼きに砂糖と間違えて塩を入れてしょっぱくさせたり、買い物で買おうと思って行った物は買わずに他のものを買って帰ってきたりする

そういうところも俺は好きだ

あと朝、真佑さんはいつも起こしてくれるのだが何故か毎朝目を開けると真佑さんの綺麗な顔が目の前にあることでドキッとする

しかも、その時に真佑さんは必ずニコッと笑顔になる

1回だけそれが恥ずかしくなって自分で目覚ましで起きたことがあるのだが、その日は真佑さんがずっと不機嫌になってしまい大変だったので、自分で起きることはやめた

そして、今日も真佑さんに起こされる


〇:……っ、真佑さんおはよう……

田:〇〇くん!おはよう!!

ニコッと笑顔で真佑さんが言う

田:朝ごはん準備出来てるから着替えたら来てね!

真佑さんがそう言って俺の部屋から出ていく

俺はベッドから出てパジャマから着替えてリビングへ向かった



リビングに着くと机に白米、焼き鮭、卵焼き、味噌汁が綺麗に並んでいる

〇:真佑さん今日もありがとう

田:いいよ!全然!!〇〇くんが美味しく食べてくれるから!頑張れちゃう!!

ニコニコしている真佑さんを見て改めて好きだなーって感じる

田:さ!椅子に座って!食べよ!!今日一限からでしょ?

〇:そうだね

俺は椅子に座り手を合わせる

田:それじゃいただきます!

〇:いただきます!!

パクっと焼き鮭を1口食べる

〇:……うまっ!

田:良かった!

〇:……卵焼きも美味しい!

田:確かに美味しいね!私天才かも!!

〇:そうかもね

田:もぅー!〇〇くんたらー!!そんなに私を褒めても何も出ないよぉ?

真佑さんが照れながら言う

〇:本当のことだから

田:エヘヘヘそうかなぁー

俺と真佑さんは会話をしながら楽しく朝ごはんを食べた



食べ終わったあと、歯磨きなどをする

そして、バックを背負い、大学へ行く準備を済ませる

〇:真佑さん、俺準備終わったよー

田:私も準備終わったよー!!

〇:それじゃ行こっか

田:うん!そうだね!!

ニコッと真佑さんが笑顔になって一緒に家を出た





私は彼氏の〇〇くんと一緒に大学へ向かい着いた

向かってる間ずっと私たちは話をしながら歩いた

大学について私と〇〇くんは別れてそれぞれの講義室へ向かった

講義室に入ると友達のかっきーがいた


遥:あ!まゆたんおっはー!!

田:かっきー!おはよう!!

遥:ねぇねぇ!ちょっと頼みたいことがあるんだけどさ……

田:どうしたの?

遥:この前課題出たじゃん?私やるの忘れてさ……見せてくれない?

かっきーが手を合わせて頼んでくる

田:……あっ

私はかっきーに頼まれて思い出す

そう、課題を持ってくるのを忘れたことを……

田:やばい……忘れた

遥:……え?

田:私、課題忘れた!!昨日せっかく頑張ってやったのに……

落ち込んで俯く

せっかく今日は卵焼き作る時に砂糖と塩間違わないで済んだのに……

あぁ……家出る時にもう1回確認すれば良かった……

遥:え、あ、だ、大丈夫だよ!!わ、私なんかやってないし!!先生に2人で言おう!この講義の先生優しいし何とかなるよ!!

かっきーが一生懸命フォローしてくれる

田:かっきー……ありがとう

遥:そんなお礼言われるようなことじゃないよ!私課題やってないから

かっきーが少し苦笑いで言う

すると、講義の先生がやってくる

すぐ課題の回収が行われ、私とかっきーは2人で先生に本当のことを伝えた

先生が優しくて何とか今日中に提出するならいいと言ってくださった

そして、その講義をいつも以上に真剣に受けた



講義が終わった後、1回家に帰って課題を取りに行き提出した

田:はぁ……何とかなったね

遥:そうだね

かっきーは私が1回家に帰っている間になんとか提出物を終わらせており、私と一緒に提出した

田:次の講義も一緒だっけ?

遥:うん!そうだよ!!

田:それじゃ行こっか!

私とかっきーが一緒に歩いて次の講義室へ向かっていると〇〇くんが歩いていた

田:あっ!〇ま……っ!?

私が驚いたには理由があった

それは〇〇の隣に……私たちの下の学年であり、〇〇くんの学年でものすごく可愛いと言われている井上和さんがいた

遥:どうしたの?まゆたん?っ!?

かっきーも私と同じ光景を見て驚く

〇〇くんと私が付き合ってることをかっきーは知っている

会ったこともある

遥:あ、あれって……〇〇くんだよね?隣にいるのは……可愛いって言われている井上和ちゃん……

2人はものすごく楽しそうに話していて、私は思ってしまった

私なんかより井上さんの方が〇〇くんとお似合いなんじゃないかって……

井上さんはちゃんとしているイメージだし、もしかしたら〇〇くん私の事嫌いで、井上さんと話してる方が楽しいとか思ってたりしないよね……

ど、どうしよう……

声をかけるべき?

で、でも……これで気まづい空気が流れたら嫌だし……

う、うぅ……どしよう……

私はどうすればいいの……?

私が悩んでいるとかっきーがそんな私を見て〇〇くんのところへ行こうとする

私はそんなかっきーを止めた


遥:ちょっ、まゆたんなんで止めるの?話しかけようよ!あの感じいい雰囲気だよ!まゆたんみたいな可愛い彼女がいるのに!!

田:……いいの、私がダメなのは……事実だし、多分私なんかより〇〇くんとお似合いだよ

遥:そんなことないよ!!

私は話していて気づく

〇〇くんから私に対して話しかけたりすることはあんまりなかった

ほぼ私が話しかけて〇〇くんがその会話に返すだけだった

今日の大学まで向かう道の間もずっと〇〇くんは話している私の会話を笑顔で聞いて、返答していただけだった

〇〇くんから話題を話すことはなかった……

そっか……そういうところも嫌だったのかな……

うぅ……

私の中で色んなことを思い出す、これが原因かなって……

怖いけど……話そう……

私は家に帰ったら話をしようと覚悟を決めた


田:……いや、そうだよ……今日話す、別れたくないし、怖いけどこういうのって引きずれば引きずるほど痛いから……

遥:まゆたん……

私たちはそれから暗い空気が流れながら講義を受けに行った

講義が終わったあと、私はもう講義が今日はなかったので家に1人で帰った





俺は今日1日の講義を終えた

すると、今日話をした井上さんが話しかけてきた

和:あ、〇〇くん帰るの?

〇:うん、もう終わったから

和:そうなんだ、私はまだあるからそれじゃあね、また話しょうね

〇:うん、いいよ!それじゃまた

和:またねー

俺は井上さんに手を振り家に帰った



家に着いて、真佑さんに話しかける

だが何故か、真佑さんは元気なかった

朝は元気だったのに何かあったのだろうか……聞こうか悩んでいると真佑さんから俺に話しかけてきた


田:……〇〇くんちょっといいかな……?

〇:真佑さん、どうしたの?

田:あのね……嘘をつかないでいいの、〇〇くんが本当に思ってることを聞きたいの……

〇:う、うん……

真佑さんの雰囲気的にいい事ではなさそうで緊張する……

田:〇〇くんは私の事もう好きじゃないでしょ?

〇:……え?ど、どういうこと?

俺は思ってもいなかった質問に驚く

田:誤魔化さなくてもいいから……色々と不満が溜まって私に愛想がついて私なんかより同級生である井上さんのことが好きなんでしょ?私知ってるから……全部素直に話して……お願い

真佑さんの思ってもいなかった言葉に俺は驚く

〇:俺が好きなのは真佑さんしかいないよ?なんで井上さんのことを俺が好きって勘違いしてるの?

田:……だから、嘘をつかないでよ!もう全部見たの!!今日講義の移動中に〇〇と井上さんが楽しそうに会話してるところ!!私と話しててもあんなに楽しそうにしてないもん!!

〇:あーあれか……あれは真佑さんの話をしてたの

田:……え?どういうこと?

〇:井上さんがちょっと前に困ってた時に真佑さんに助けてもらったらしくて、それから真佑さんのこと憧れるようになったらしくて、それで真佑さんの話をしてたんだよ、俺真佑さんのこと好きだから多分話すのが楽しかったんだよ

田:ほ、本当なの?

〇:嘘つかないよ、それに絶対真佑さん以外の人好きにならないよ

田:だ、だって私だよ?井上さんの方がいいでしょ!色々ミスったりする時もあるし……

〇:そういうところがいいんじゃん、俺はそういう真佑さんも込で大好きだから

田:……〇〇くん

真佑さんは俺に抱きついてくる

田:〇〇くん、ごめんなさい!!私……〇〇くんのこと疑っちゃった……本当にごめんなさい!!

〇:ふふっ全然大丈夫だよ、逆に心配させちゃってごめんなさい

田:〇〇くん……優しすぎるよ……

〇:だって真佑さんがいつも俺に優しくしてくれるからさ

田:……〇〇くん大好き!!

〇:真佑さん俺も大好きだよ!

田:ふふふっ

真佑さんが恥ずかしそうに微笑む

それから俺たちは仲良く夕飯を食べた

後日、真佑さんと井上さんは会って楽しく話していた

井上さんが真佑さんのことを褒めていて真佑さんは恥ずかしそうにしていた

賀喜さんも俺と井上さんが会話してる姿を見て勘違いしたらしく、わざわざ真佑さんから真実を聞いたと謝りに来てくださった

俺は全然大丈夫ですよって伝えた

そして、何故か分からないが井上さん、賀喜さん、俺と真佑さんの4人でご飯を食べに行って楽しかった

数年後、俺は就職して真佑と結婚した

今は子供1人と家族3人で楽しく暮らしている











妄ツイ読んでくださりありがとうございます!!
今回のヒロインは田村にしました!!
田村の笑顔というか、包容感いいですよね笑
大好きです!!
最近体調不良とかが出てるみたいなので無理せず活動してもらいたいですね!!
やっぱり健康第一ですから!!
メンバーが常に元気に笑顔で幸せを感じながら仕事をできることを祈っております!!
毎日投稿11日目!!
明日のヒロインは3期生の誰かになると思います!笑
昨日言っていた聖来も必ず書きますのでお待ちください!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!

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