フロント3人が「くぼしたうめ」な理由No,4〜短所から個性を掴み取った女〜
前回のリンクで推しメンの久保史緒里が何故フロントに選ばれたのかについて迫りました。今回は「うめ」についてフォーカスしていこうと思います
①日陰の端から欠かせない端へ
「私の憧れの白石麻衣さんの様に私も憧れられるような女性になりたい」
そう3期生お披露目会で語った彼女は身長(公式では)170cmという最長で最難関の短所を抱えていました。乃木坂の今までのメンバーを見ても梅を除くと170cm台はそうそういない。それ故に初めて与えられたポジションは3期生楽曲の中でも1番端でした。その頃の私はまさか梅澤はここまで人気になるとは…と思ってもいなかったというのが正直な感想です。ですが、彼女の弱点でもあるその身長はチャンスを掴む武器に変わる日があっさり訪れます。3期生の人気は「よだもも」と「くぼした」の二極化が進みつつあった中で久保の休養と人気の急降下により3期の人気枠に1つ穴があきました。それと同時期に梅は舞台七つの大罪のヒロイン役を自力で掴み取りジコチューのカップリング曲の空扉のセンターをすることに。さらに乃木中などで「強い姉御キャラ」が確立され着実にファンが増えていきました。そしてついに、たったの2シングル前までアンダーだった彼女が帰り道でフロント入りしました。「端」ではあるものの彼女の短所を長所に変えファンを掴むという素晴らしい変化を運営が称えての大抜擢だったのかなと思います。
ちなみに、握手レーンが久保の隣なので梅澤レーンをよく見てたのですがファン層に、ものすごく偏りがあるのが梅なのかな?という感じがありました。(これについてはまた後日話します)
②追い風に追い風
梅はその後も休養することなくコンスタントに仕事を獲得し、3・4期生ライブではライブキャプテンとしてメンバーをまとめていました。そして、今年に入ると彼女の掲げていた憧れの存在になりたいという目標の1つの目安にもなる写真集の発売もありました。それの追い風となったのがドラマ及び映画「映像研には手を出すな」です。個人的には山下プロの水崎ツバメ役よりも梅の演じた金森さやかという役はめちゃくちゃハマってました。高身長、ちょっと根暗、ノリがいい、そしてツッコミ。彼女の評価は確実にこの作品で高まり写真集のヒットにも繋がったと思います。唯一無二の彼女のスタイルはお仕事を引っ張ってきて、個性を生み出し、女性の憧れや目標となり、ポジションを確立する原動力になりました。
③次のキャプテン候補として
ここで桜井玲香の卒業発表のタイミングで次のキャプテンが梅だと言っていた人を思い出してみると凄く見る目があるなと思います。ですが、その当時では2期生を差し置いてとか経験値不足とか様々な問題がありました。ですが、これまでの彼女の多大なる努力と人気、経験値を考慮すると真夏の次のキャプテンは梅で固いかなと思います。そこで、運営側は次の便利屋センター候補を支えるというキャプテンらしい仕事をさせることにより彼女の(次期)キャプテンとしての器を広くしようとしたかったのでしょう。映像研の絡みなどを考えると今回のシングルで彼女がフロント3人に入るのは当然の結果だと思います。
①〜③までのこと、No,1〜4までの総まとめをしますと、山下は次の便利屋センター。久保は生田絵梨花の後継者。梅澤は次のキャプテン候補筆頭。こんな感じかなと思います。このシリーズに関してはこれが最後になります。最後まで読んで頂きありがとうございました。また書きますね。