逮捕そして拘留生活2
常陸太田警察署に着き留置所へ
看守にケツの穴まで見られるという辱めを受けたが、前日飲みに出て家に帰り一睡もしないままガサが入り逮捕され長い移動時間で疲れ果てていたので、そんなことはどうでも良かった
身体検査も終わり檻の中に入ったのは夜中の1時を回っていたと思う
常陸太田警察署は昨年建てたばかりで綺麗だった
生活スペースは4畳、奥にはトイレ、手洗いがあり、いつも生活している環境とは全く違ったが徹夜で疲れ果てていたので、その日は爆睡した
私は、この日から「36番」と呼ばれることになったのである
朝7時に起床し、この日は1度目の検事調べと裁判所に行くので8時半に護送車に乗り込み常陸太田警察署から水戸に向かった
検察庁に着き護送車の中で待たされること約3時間、待ち疲れてしまったが、一回目の検察の調べということもあり、かなり気合いが入っていたと思う
検事と対面しビラの内容が読まれ事実の摘示で名誉毀損だと言われる
私はやった事は全て認め、その上で全く反省していないと伝えた
荻津は1級建築士ではないのは調べて分かっていたので、ビラを貼り近隣住民にビラをポスティングする事は、ひたちなか市民への注意喚起で公共の利害に関する事実であり公益性が認められる行為であると検事に主張した
しかし、行政書士だけは調べきれていなかった為、万が一、荻津が行政書士を取得しているのであれば懲役刑でも受け入れるし全財産を荻津に渡しても構わないと検事に伝えた
私は荻津が行政書士ではないと調べきれてはいなかったが自信があった
不法侵入を正当行為などと言ってしまうような男が士業の資格持ちのはずがないと思っていたからである
初日にして、荻津が有資格者かどうかで処分が決まる流れになった
検事も当然荻津が有資格者か調べるといい、その日の検事調べは終わった
その後、裁判所に行き待たされ検察庁に戻り待たされ、結局留置所に戻ったのは夜9時近くだった
帰ってすぐに留置所で弁当を食べた
ちなみに朝が菓子パンで1番マトモ
留置所の弁当はオール揚げ物に白米という私が1番、受け付けないメニューだったので本当に辛かった
それでも飯を食い茶を飲み歯を磨いて9時消灯で眠りについた
拘留生活初日に続き2日目も待たされる時間が長すぎて疲れ果て爆睡だった
こんな生活も荻津が資格を持ってないと白状したら、すぐ終わると思い気軽な気持ちで2日目も終了したのである
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