逮捕そして勾留生活5
狭い檻の中で基本私語厳禁で24時間過ごさなければならない勾留生活で一番楽しみにしていたのが取り調べである
そこで取調官との会話をハッキリ覚えてるところだけ綴ろうと思う
取調官「なんでビラをポスティングしたんですか?」
私「建築士や行政書士を詐称している荻津の被害者を少しでも無くそうとした近隣住民への注意喚起です」
取調官「悪いとは思ってないんですか?」
私「全く思ってないです。逆に何が悪いんですか?ひたちなか警察署に荻津が建築士を詐称しているから注意してくれと頼んだけど何もしてくれなかったから自分で行動したまでです」
取調官「それは調書に載せなくていい?」
私「構いませんよ」
取調官「ビラをポスティングされた家に行って話を聞いたら写真が気持ち悪いと言われたんです」
私「荻津の写真が気持ち悪いってことですか?」
取調官「そうだよ あんな写真気持ち悪いでしょ」
私「注意喚起は悪い事ではないと思っていますが荻津の写真が気持ち悪いと思われてしまったのであれば、そこは反省します」
取調官「俺は正直こんな事件どうでもいいんだよ。不起訴でいいと思ってる」
私「私も荻津は無資格者だと思ってるから不起訴になると思ってますよ 検事にも言ってますが荻津が無資格者だった場合は公益性が認められるはずです」
取調官「荻津には何度も引っ越したら?と言ってるんだけど何で引っ越さないんだろう」
私「あまり働いてなさそうなので引っ越し費用がないんじゃないですか?」
取調官「太田の実家に引っ越してくれたら管轄が太田署になるから実家に引っ越してくれたらいいのに」
私「荻津はひたちなか署が好きなんじゃないですか?」
取調官「勘弁してください」
私「爆笑」
取調官「荻津が茨城訛りで「借りた金返せ~」と言っていたのがツボだった(笑)」
私「私は武蔵小山で転び公妨をした時が面白かったです(笑)」
こんな他愛もない会話の時間が、長い取調の大半で私の勾留生活にとって一番の楽しみであった
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